終戦の日の15日、全国各地で戦没者を追悼する式典が開かれました。毎年この日の一番の話題は首相の靖国神社参拝です。心静かに戦没者に哀悼の意をささげる日であるはずなのに、特定の近隣国や一部マスコミが大騒ぎし、近年は何ともかまびすしい日になってしまいました。 これらの国々は、靖国神社がA級戦犯とされた人々を合祀(ごうし)しているのが気に入らず、首相参拝を批判しているのだとされています。だが、本当にそうでしょうか。 合祀が知られるようになった昭和54年から60年ごろまでは、歴代首相が20回以上参拝したのに、特に問題視されませんでした。つまり、実際には合祀問題にこだわっているのではなく、単に日本攻撃の材料として政治利用しているだけなのでしょう。いいかげんにしてほしいものです。(編集局総務 五嶋清)