北沢俊美防衛相は20日、長野県飯田市であった民主党県連大会に出席し、党代表選について「今名前の挙がっている人が本当に重責を担えるか、いささか不安。お互いの話し合いの中で、第3の候補が擁立されるのではないか」と述べた。地方組織の理解を得るため「9月にずれ込んだ方が健全ではないか」との見解も示した。 北沢防衛相は、日程について「(参加できない)地方に経過を説明し、納得してもらうプロセスがいる。日取りまで野党に言われて約束を守る必要はない」と語った。また、「勢力を分散して運動会のように小さな争いをしても意味がない。一定の方向性を共有する人が話し合い、極力絞りきって論戦になってほしい」と代表選びに注文を付けた。【大平明日香】