枝野経済産業大臣はBS朝日の番組収録で、停止中の原発の再稼働がなければ電力料金の大幅な値上げが避けられないという考えを表明しました。 枝野経済産業大臣:「電気料金が大きく上がる。これは原子力発電所を使わなければ必然的です。それも1%とか2%ではなくて、5%とか10%とか15%とかで上がります。福島のような事態の時に同じことが起こらないのかと確認ができて、なおかつ地元の皆さんのご理解が得られたら、それは今の電力の需給状況のなかでは稼働させて頂く必要があると思っています」 枝野大臣は、原発の再稼働がなければ電力料金が5%や15%といった単位で上昇すると強調しました。そのうえで、夏の電力ひっ迫を乗り越えるためにも、再稼働が必要だという考えを初めて示しました。一方、東京電力への公的資金注入によって国側が握る議決権は、経営を掌握できる3分の2以上が望ましいとの見解を示しました。