4月13日付朝日新聞に掲載された湯浅誠インタビューに対する言及がネットで少ないのを意外に思った。この記事を朝日新聞は無料配信していないが、ひところなら湯浅誠の一挙一動は大きく注目されたものだ。ネットでもよく「リアルで湯浅誠に会った」と自慢している人たちがいた。その湯浅誠が朝日新聞のオピニオン面に大々的に登場したのだから、いくら朝日が無料配信していないといってももう少し話題になると思ったが、そうはならなかった。「反貧困」は一過性のブームに過ぎなかったのかと毒づきたくもなった。 ところが、意外な人間がこの湯浅誠インタビューの記事に食いついた。橋下徹である。『kojitakenの日記』に取り上げたのだが、橋下はこんなふうにつぶやいた(Twitter3件。URLは上記『kojitakenの日記』の記事に示した)。 政策は中身より、実現するプロセスの方が重要。しかし日本の識者は中身しか語らない。実現
今週末にはゴールデンウィークに突入するが、それを直前に控えて政局が一種奇妙な膠着状態にあるように感じられる。 もちろん、26日木曜日(チェルノブイリ原発事故26周年の日!)に下される小沢一郎被告への判決をにらんで「様子見」ということもあるのだろう。持っても今年秋の民主党代表選までとしか思えない野田佳彦(「野ダメ」)政権は、マスコミはあまり指摘しないのだが「死に体」に近くなっていて、消費税増税、原発再稼働、TPPの3つの懸案のうち、TPPは先送りが濃厚になってきた。原発再稼働は経産相の枝野幸男がぶれまくって墓穴を掘った形で、橋下徹をはじめ、京都府知事の山田啓二や滋賀県知事の嘉田由紀子の反撃に遭ってタジタジとなっている。原発の稼働が「一瞬ゼロになる」と述べた枝野幸男の発言も、「ゼロになる」ことに対する原発維持・推進派からの批判ではなく、「一瞬」という言葉への「脱原発」からの批判に対する釈明に政
無罪判決を受けた小沢一郎民主党元代表が会長を務める党内グループ「新しい政策研究会」は26日昼、国会内で会合を開いた。国会議員約100人が集結する中、歓声が沸き起こり、高揚感が漂った。各議員は「本当よかった」などと握手して喜びを分かち合った。小沢グループの結束に揺るぎがないことをうかがわせる光景だった。小沢首相を掲げる“新政権” 会合で事務総長の東祥三元内閣府副大臣は無罪判決について「思っていた通りになった。今後、研究会の活動を通じ全力で戦っていく。新たなスタートが切られた」と“勝利宣言”した。戦う相手は野田佳彦首相に違いない。 出席者からは、小沢氏の党員資格停止処分決定を主導した岡田克也副総理に対し「責任を追及するべきだ」との声が上がった。 会合が終わると、出席者の一人は「政権交代以来の喜びだ。天下取りが見えてきた」と興奮気味に語り、別の議員は「司法で政治が散々ゆがめられ、党執行部は散々、
前のニュース (12:15~12:25) 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、無罪となった民主党元代表、小沢一郎被告(69)。東京地裁104号法廷では、大善文男裁判長による判決文の読み上げも、いよいよ大詰めを迎える》 《収支報告書への虚偽記載をめぐる小沢元代表の認識について、裁判所の判断が示されていく。大善裁判長は、小沢元代表が陸山会の土地取得などについて、「報告を受けず、認識していなかった可能性がある」などの理由を挙げ、こう結論づけた》 裁判長「平成16年分の収支報告書に計上する必要があり、17年分の収支報告書には計上すべきでないことを、認識していなかった可能性がある」 《判決理由では、小沢元代表の法廷での供述についても触れられる。「収支報告書は一度も見ていない」。小沢元代表は一貫して主張し続けた》 裁判長「被告人が、秘書から収支報告書の作成提出に際して報告を受けた
前のニュース (11:45~12:15) 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、無罪となった民主党元代表の小沢一郎被告(69)。東京地裁104号法廷では、大善文男裁判長が判決理由の読み上げを続けている》 《小沢元代表の秘書だった石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=は小沢元代表から提供された4億円を平成16年の政治資金収支報告書に記載せず、簿外処理している。大善裁判長は、このことをめぐる小沢元代表の認識についての判断に言及した》 裁判長「りそな銀行から借りた4億円は被告の借入金となること、石川(議員)に渡した4億円が銀行から受けた貸し付けの担保として、定期預金の原資にすることを認識し、了承した上で、融資書類に署名したと認められる」 「(銀行から受けた)貸し付けの目的が石川(議員)に渡した4億円を対外的に収支報告書で公表しない簿外処理にあることも承知していたと認めら
(10:15~10:45) 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、無罪となった民主党元代表、小沢一郎被告(69)。東京地裁104号法廷では、大善文男裁判長が読み上げる判決理由を落ち着いた表情で聞き入っている》 《濃紺のスーツ、紫のネクタイ姿の小沢被告は目を閉じている。大善裁判長は争点の1つだった強制起訴の適法性に問題はないとの判断を示す》 裁判長「(弁護側の主張する)公訴棄却の申し立ては採用できない」 《続いて、大善裁判長は政治資金収支報告書の記載内容についての判断を読み上げる》 《小沢元代表が法廷で問われたのは、「平成16年に提供した4億円の収支報告書への不記載」「提供された4億円を原資として、16年に行った土地代支出を、17年分の収支報告書にずらした」の2点だ》 裁判長「16年分の収支報告書において、備考欄に10月29日と記載されており、りそな銀行から融資を受けた日
(10:00~10:15) 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の判決公判が26日、東京地裁(大善文男裁判長)で開かれる》 《公判では、小沢被告の秘書だった石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=が任意聴取の様子をICレコーダーに「隠し録音」した内容が公開された》 《録音には、検事が調書の訂正を拒む様子が収められており、捜査報告書に虚偽の記載があることも判明した》 《このため、地裁は虚偽記載に関する小沢被告への「報告」と「了承」を認めた元秘書らの供述調書の大部分を却下した》 《最大の争点とされる元秘書ら3人と共謀の有無を裏付ける直接証拠が乏しい中、検察官役の指定弁護士は、小沢被告の説明の「不合理さ」を強調》 《さらに、小沢被告が署名した融資書類などの間接証拠などで、報告があったと認められると
朝日新聞電子版速報記事から。 小沢氏に無罪判決 陸山会の土地取引事件 東京地裁 http://www.asahi.com/national/update/0426/TKY201204260156.html うむ、小沢一郎氏に東京地裁(大善文男裁判長)は26日午前、無罪(求刑・禁錮3年)とする判決を言い渡しました。小沢一郎氏の取った手法は刑事的には無罪その違法性は認められませんでした。 この結果は私としては想定の範囲内であります。 私は今回の判決を法的に評価します。 彼は政治資金規正法において違法行為を犯してはいない、少なくともそれを証明する明確な証拠はない、疑わしきは罰せず、の原則が適用されたのでしょう。 師匠である田中・金丸の贈収賄逮捕劇をつぶさに見てきたクレバーな錬金術師、小沢氏を単純な政治資金規正法違反で裁くこと自体に無理があったのだと思います。 「政治とカネ」に関することは、自民党
東日本大震災のがれきの広域処理を巡り、宮城県石巻市と多賀城市へがれき処理の現状を視察した際、県が持ち帰った木くずや土砂などが混じった「可燃性混合廃棄物」から、国が災害廃棄物の焼却などを行う場合の基準上限と同じ値の放射性セシウムが検出されたと、県は25日、発表した。今回の結果に視察に行った自治体からは「高い数値」との驚きの声が上がっており、最終処分場の確保に加え、放射線量への懸念からがれき受け入れはさらに難航が予想される。 県や受け入れを検討している14市町の担当者らは今月19日、両市を視察。仙台市にある多賀城市の中間処理場と石巻市の仮置き場から採取した、木くずと可燃性混合廃棄物計6検体の放射線量を県保健環境研究所(各務原市)で測定した。 その結果、多賀城市からの可燃性混合廃棄物1検体から国の基準上限と同じ値の1キロ・グラムあたり240ベクレルの放射性セシウムを検出。同市の残りの可燃性混合廃
政治資金を巡って収支報告書にうその記載をしたとして強制的に起訴された、民主党の小沢元代表に、東京地方裁判所は無罪を言い渡しました。 「判決骨子」を掲載しました。 公訴棄却の申立てに対する判断 〔公訴事実全部に係る公訴棄却の申立てについて〕弁護人は、東京地検特捜部の検察官が、起訴相当議決を受けての再捜査において、石川を取り調べ、威迫と利益誘導によって、被告人の関与を認める旨の供述調書を作成した上、内容虚偽の捜査報告書を作成し、特捜部は、同供述調書と同捜査報告書を併せて検察審査会に送付し、このような偽計行為により、検察審査員をして、錯誤に陥らせ、本件起訴議決をさせたこと等を理由として、起訴議決が無効であり、公訴棄却事由がある旨主張している。 しかし、検察官が任意性に疑いのある供述調書や事実に反する内容の捜査報告書を作成し、送付したとしても、検察審査会における審査手続きに違法があるとはいえず、ま
関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に反対している大阪市の橋下市長は26日、市役所で報道陣に、「原発を再稼働させなくても(今夏の電力需要を)乗り切れるかどうかは関西府県民の努力次第。相当厳しいライフスタイルの変更をお願いすることになる。その負担が受け入れられないなら、再稼働は仕方がない」と述べ、節電策に住民の支持が得られない場合、再稼働を容認する意向を示した。 関西電力は今夏の電力需給について、ピーク時の7月に供給力が需要に比べて19・3%不足するとしたデータを発表している。 橋下市長は関電のデータの検証を求めているが、「検証を待っていたら対策が遅れる。今(関電が)出している数字を基に、今夏の節電策を考えざるを得ない」と述べ、再稼働しない場合を想定した今夏の節電策をまとめるよう関西広域連合に要請する考えだ。
大阪市の橋下徹市長は26日、関西電力大飯原発3、4号機を再稼働しない場合の夏の電力需給について、「(需要の)ピーク時にみんなで我慢できるかどうか。府県民に厳しいライフスタイルの変更をお願いする。それが無理なら原発を再稼働するしかない」と述べ、「原発か節電か」の二者択一を住民に訴える考えを示した。 政府は今夏、猛暑で原発再稼働がない場合、関西電力で最大約19%電力が不足するとの見通しを示している。橋下市長は「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。安全はそこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話した。 橋下市長はこれまで安全性を確認する手続きが不十分なことを理由に原発再稼働に反対してきたが、「理想論ばかり掲げてはだめ。生活に負担があることをしっかり示して府県民に判断してもらう」と強調した。【津久井達】
サイデルが手がけるNYやロンドンの個性派ホテル 新世代の個性派ホテルとして注目されているサイデル・グループ。同グループが運営する都市型のホテルはビジネス客のすべてのニーズに応じることがコンセプト。その充実度は自給自足の島に例えられるほどだ。ニューヨーク、ワシントン、ロンドンにある各ホテルを紹介。
宮内庁の羽毛田信吾長官は26日、土葬が慣例となっている天皇、皇后の葬送方法について「火葬の方向で今後検討する」と発表した。現在の両陛下の意向を踏まえた措置。墓に当たる「陵」は合葬することも念頭にし、規模や形式、葬儀の場所や内容を検討する。 宮内庁の関係者によると、一般社会で火葬が普及していることなどから、両陛下は自分たちも火葬が望ましいと考えられている。同時に葬送全体が国民生活に影響が少ないものとなるよう望んでいるという。 羽毛田長官によると、葬送方法の変更は以前からの懸案だった。心臓のバイパス手術を受けた天皇陛下の回復を待ち、この日の発表になった。
福島第一原発事故により住民の多くが避難を余儀なくされた福島県双葉町で、今、四つ葉のクローバーばかりが、まるで絨毯(じゅうたん)のように畑一面に咲き乱れていると地元で話題になっている。 日本ではシロツメグサの名で知られるクローバーは本来三つ葉だが、まれに四つ葉、五つ葉のクローバーがまぎれていることを知る人は多いだろう。中でも特に四つ葉のクローバーは十字架に見立てられることから、「幸福の象徴」として世界中で好まれており、この時期になるとクローバー畑で四つ葉を探す子どもたちの姿が日常の風景になっている。 その四つ葉のクローバーが、現在双葉町周辺区域で大量に発生しているという。 原発事故以降、住民が集団避難しているため、休耕地になってしまった畑には、自生していたクローバーが天然のクローバー畑を作っている。今月初旬に避難区域に特別立ち入りを許可された除染作業員が、このクローバー畑を詳しく調べた
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