英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由を読んだ。 英語社内公用語化は、1)日本語・日本文化の軽視、2)社会的格差・不平等の助長と固定化、3)言語権の侵害、なので、著者は反対という立場をとっている。 あらかじめお断りしておくが、わたしは、この著者の立場を取らない。また、ここでのわたしの意見は所属会社のそれを表すものではなく、あくまで個人としてのものである。 まず、簡単に本書を紹介し、その後、自分の意見を述べたいと思う。 「英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由」 本書の構成は、序文「楽天、ユニクロへの手紙」、第1章英語社内公用語化の実態、第2章英語公用語論の歴史、第3章英語を社内公用語にしてはいけない理由1、日本語の衰退を招く、第4章英語を社内公用語にしてはいけない理由2、格差を生み、拡大する、第5章英語を社内公用語にしてはいけない理由3、言語権を侵害する、第6章もしあなたの会社が英