2014年も相次いだ不祥事。企業広報担当者は他社の広報対応を自らのことと重ねて見守ったのではないだろうか。 【関連記事】ネットユーザーが選んだ2014年のワースト謝罪会見、1位は「理研・小保方氏」 ——企業はマクドナルド、ベネッセ、朝日が上位に・宣伝会議調べ 【関連記事】ネットユーザー、7割超が「不祥事を会話のネタに」——「すごいキャラ」「小保方氏どうなる?」・ワースト謝罪会見調査 2013年11月~2014年1月までに、月刊『広報会議』が150社の企業広報担当者に実施したアンケート調査によると、実際に緊急記者会見を経験したことがある企業は、全体の24%。大多数が経験している訳ではないが、全体の4分の1に上る。 また、広報のリスク管理マニュアルがあると答えた企業は68%と全体の7割。3割は、有事の際に、情報収集、情報伝達を誰が誰に対し、どのような順番で行うのか、その手続きを明文化していない