世の中に流通しているチケットというのは、99%ネームバリューで売れると思っています。アーティストなら有名な方が売れ、プロ野球の球団なら人気のある方が売れるわけです。 しかし、リアル脱出ゲームは、「有名人が出るから売れる」という構造から逃れたいと思っています。アイデアや企画力といった、会議室で話したことのクオリティが高ければ売れるという図式の中で戦っていきたいと考えています。 リアル脱出ゲームが売れた理由をよく聞かれますが、「みんな参加者になりたかったから」ではないかと答えます。 僕のマニアックな願望だと思っていた、「自分の肉体で物語を体験したい」、「自分の肉体で物語を進めたい」と思っている人が、実際にはたくさんいました。 もう一つの理由は、「人に言いたくなるイベントだった」ということです。 リアル脱出ゲームは基本的に、宣伝費を一切出しません。では、どうやって広がったのかと言うと、それはソー
![人に話したくなる「面白そう」を作る、「リアル脱出ゲーム」のプロモーション――SCRAP | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/11518ed7066abfcf6ab9b7abd5819f38948ea2b7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.advertimes.com%2Fwp-content%2Fuploads%2Fhansoku_syukyaku201313.jpg)