ローソンと佐川急便を傘下に持つSGホールディングスは7日、コンビニエンスストアを拠点とする宅配サービスで新会社を設立すると正式発表した。2017年度までにローソン1千店でサービスを展開し、コンビニから半径500メートルの消費者を囲い込む。コンビニ店舗数は全国5万店、年間売上高は10兆円に及ぶ。「コンビニ経済圏」を狙った陣取り合戦が激しくなってきた。ローソンとSGは6月に共同出資会社を設立する。
![コンビニ、半径500メートルに金脈 ローソン・佐川提携 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a550b0abb52373628ea687e680d3fd9d0e3ae5b3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO8539518007042015EA2002-5.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D24319e225aa2665c9febfb8273d9529e)
大手コンビニエンスストアの「ローソン」は、高齢者の買い物需要を取り込むため、宅配便大手の「佐川急便」を傘下に持つ「SGホールディングス」と業務提携し、コンビニの商品を家まで届けるサービスに乗り出す方針を固めました。 新会社は、ローソンが51%、SGホールディングスが49%を出資する形でことし6月に設立し、客からの注文を受けると店舗から半径500メートルの範囲内で商品を家に届けるサービスを手がけます。 新会社はサービスを利用する客が料金を負担しない方向で調整していて、まずは東京・世田谷区で始め、今年度中には東京都内のおよそ100店舗に展開したい考えです。 ローソンは、今後、高齢化に伴っていわゆる「買い物弱者」が増えるとみていて、今回の提携によって高齢者の買い物需要を本格的に取り込んでいきたい考えです。 コンビニ業界では、これまで利便性を高めようと出店の数を競ってきましたが、コンビニと物流業者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く