日本音楽著作権協会(JASRAC)が映画音楽の上映権使用料の値上げをめざして動き出した。「1本18万円」と定額だった外国映画について興行収入の1~2%を映画館側に要求。アジア・太平洋地域の著作権団体の連盟も8日、「適正な対価還元」を求める宣言を発表し、JASRACを後押しした。一方、死活問題と受け止める映画業界は猛反発している。 著作権法は、映画を上映する際、映画の中に録音された音楽の再生には作曲家・作詞家の許可が必要と定めている。この規定を根拠に、JASRACは映画業界から「上映権使用料」を徴収してきた。 邦画は、上映スクリーン数に応じて使用料を計算している。外国映画は映画館が加盟する「全国興行生活衛生同業組合連合会」(全興連)との契約で、1本につき18万円で映画配給会社が支払っている。邦画と異なり、どれほどヒットしても定額だ。その結果、JASRACが徴収する上映権使用料は邦画と合わせて
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