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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (339)

  • バラ色の自動車時代、到来への条件:日経ビジネスオンライン

    自動車産業は、自動車を運転する「楽しみ」、「利便性」などのメリットと所有コストや社会コストなど 「負のコスト」のバランスを保ちながら成長してきた。しかし、そのバランスは既に崩れ、現状の延長線上に見える未来に明るさは見えない。「バラ色の未来」はどこにあるのか。 自動車の稼働率は3% 通勤途中に電車の窓から外を見ると、多くの乗用車が駐車場にとまっている。週末は動いたかもしれないが、果たして平日はどうだろうか。 ボストン コンサルティング グループ(BCG)の試算では、東京における自動車の稼働率は、実に3%程度となっている。意外な数字と思われるかもしれないが、一般家庭の乗用車を例に想像してみれば、それほど違和感はないはずだ。 まず24時間のうち、夜間10時間の稼働は極めて低い、さらに平日の稼働も近所の買い物と子供の送り迎えが中心。休日に遠出をしても、せいぜい月に2~3回だろう。この稼働時間を可能

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  • コンビニ、加速する“外食食い”:日経ビジネスオンライン

    コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは11月27日、2015年8月までに全国のほぼすべての店舗でドーナツを販売することを発表した。レジカウンターに専用の機材を設置し、おでんなどと同様に店員がその場で購入客に手渡す。公表された6品の価格は、税込み100~130円。 「形が似ているとか様々な評価はあると思うが、基的には独自に開発している」。セブンの鎌田靖・常務執行役員は会見の席でそう話し、ダスキンが展開するドーナツ専門店「ミスタードーナツ」の商品をことさらに意識したものではないと主張した。 だが、「1300億円ほどとされる国内のドーナツ市場で、1030億円ほどは大手のチェーンが独占している。我々がやれることはまだまだある」とも語り、ミスタードーナツの牙城攻略に向けた意欲は隠さなかった。販売目標は2016年度に600億円としている。 ドーナツはローソンも試験販売している。近年

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  • 我々はシニアの消費をあまりに知らない:日経ビジネスオンライン

    消費の牽引役として、多くの企業が今注目しているのは、団塊の世代を中心としたリタイア後の「セカンドライフ世代」だ。だが、同時に多くの企業がどうすれば彼らシニア層の真のニーズを把握することができ、消費につなげられるのかと頭を悩ませている。 我々はターゲットとするシニアのことをもっと知る必要がある――。三菱総合研究所が昨年12月に立ち上げた「団塊世代消費研究会」には、そんな問題意識を持った15社から、マーケティング担当者など41人が参加した。3月末までの計5回の研究会では、三菱総研がシニア層を対象に運営しているソーシャルネットワーク「MROC」に寄せられた音の声などを分析しながら、セカンドライフ世代の消費を探っていった。 研究会を開いた三菱総研事業予測情報センターの高橋寿夫主席研究員に、セカンドライフ世代の消費の傾向や、消費を促すために重要なポイントなどを聞いた。 (聞き手は西頭 恒明) 三菱

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  • 信頼感、説得力が上がるネクタイの締め方:日経ビジネスオンライン

    巷に蔓延する“長過ぎ”ネクタイ 10月に入って気温も下がり、街中を観察すると、スーツにネクタイを着用したビジネスマンの姿も目立つようになってきました。ただ、ネクタイに関しては、以前から少し気になる点があります。それは、ネクタイを適切に締められているビジネスマンが意外に少ないということです。 ネクタイをきちんと締めるためのポイントは、「長さ」「結び目」「ディンプル」の3つ。街中のビジネスマンのネクタイをチェックすると、大剣(結んだ時に前面に見える太い部分)の長さが適当でない人が目立つように思います。 ネクタイの大剣は、短すぎても長すぎても問題です。特に年齢を問わず、長すぎる人は多いようですが、大剣が上着の下から大きくはみ出し、アンバランスなうえに、とてもだらしなく見えてしまいます。大剣が長すぎる原因は、「短くならないように意識し過ぎること」や「正しい長さを知らないこと」、「鏡でチェックしてい

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  • リーダーになってはいけない人とは:日経ビジネスオンライン

    老教授 米国の大学院でドラッカーの教え子として直接指導を受け、その後長くドラッカーの同僚でもあった日人老教授。専門は組織マネジメント論と組織イノベーション論。数年前に定年退職し、静かに日で暮らしている。執筆の傍ら若き経営者やマネジャーを自宅に招き、相談に乗っている。対話を通じてドラッカーのマネジメント理論を分かりやすく教え諭し、マネジャー人に気付を与えるスタイルが、多くの経営者の間で密かに支持されている。 〈悩める〉マネジャー 大手企業の40歳代管理職。将来を嘱望され、トントン拍子で昇進してきたが、突如300名規模の地域事業部の責任者に任命される。都会の洗練されたオフィス環境から一転、地方の事業所を拠点に、組織の舵取りをする中で、部下とのコミュニケーションやトラブルの対応、社内で発生する様々な問題に日々頭を悩ませている。ドラッカーのマネジメント論に関心はあったものの、じっくりと書籍

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  • ビジネスマンよ、とことん追い詰められよ:日経ビジネスオンライン

    ビジネスマンよ、とことん追い詰められよ。決してその場を逃れるでない。さすれば、あなたに未知の力が訪れる。 たかが野球ですが、ことしの日シリーズを制したソフトバンクホークスは、野球の領域を超越。これからの社会で成功する、ビジネスのプロセスを集約して見せてくれました。 それが、「野生のビジネス」。爛熟期を過ぎてしまったマーケティングに変わる、新しいビジネスのやり方になるかも知れません。 1勝9敗 絶体絶命の状況からどう脱する? あまりパリーグのことを知らない方のために、ホークス優勝のおさらいです。シーズン途中から首位を走ってきたホークス。誰もが、すぐにでも優勝を決めると思い込んでいました。ところが、マジック点灯寸前となってから足踏み状態。10試合で1勝9敗という無惨な日々。ホークスファンは(私もですが)、もう優勝はできないものとあきらめていました。 そして、しのぎを削ったオリックス・バッファ

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  • 誰にも必ずある「話し始めるボタン」:日経ビジネスオンライン

    今回のテーマは「ホンネを引き出す秘訣」です。初めにお断りしておきますが、これからお話しする秘訣はマジックのようなものではありません。「ごく当たり前のステップを積み重ねることで、ホンネを引き出す可能性を高める」というものです。妙な期待はしないでくださいね(笑)。 相手から、ホンネを聞き出すためには、いくつかのステップを踏むことが必要です。私が提供している「聞き出す力養成講座」で学ぶステップの一部をご紹介したいと思います。 相手のホンネを引き出すために必要なステップは、 相手の話す意欲を高める 自分が聞きたいことを話してくれるよう依頼する 話を徐々に深めていく ホンネを引き出す というものです。 まあ、こう書いてしまうと、当たり前ですね…(笑)。 でも、このステップをしっかり行うと、ホンネを引き出せる確率が高くなるのです。 今回は、1と2について解説します。 1.相手の話す意欲を高める 私は、

    誰にも必ずある「話し始めるボタン」:日経ビジネスオンライン
  • 「6ポケット」は子供服業界には何の効力もなかった:日経ビジネスオンライン

    ブーフーウーという子供服アパレルが経営破綻し、10月30日に民事再生法を申請した。負債総額は約18億円。ファッションにあまり興味のない方はご存じないブランドかもしれないが、ファッション好きの方にはそれなりの知名度がある中堅子供アパレル企業だった。いわゆる、優等生っぽい百貨店向け子供服とは一線を画しており、アメカジをベースに独特のポップでカラフルな色柄を表現したことでファッション好きの母親から支持を集めていた。 ここで信用交換所の記事を引用し、ブーフーウーの概略をまとめてみたい。 男児・女児向けの子供服を主体に、、バッグなども扱い、自社ブランド「BOO HOMES」「Natural Boo」などを展開、全国の百貨店やショッピングセンターなどの直営店で一般顧客に販売するほか、フランチャイズ(FC)店や専門店に販路を形成、積極的な経営姿勢を推進して一時は売上、利益ともに堅調に確保。平成19年7

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  • ヨーカドーが「冷食半額」を中止:日経ビジネスオンライン

    大手スーパーのイトーヨーカドーが、今月から店内に上の写真にあるような掲示を始めたことはご存じだろうか。 特売は商品ごとに実施へ 同社はこれまで、原則として毎週水曜日に冷凍品の「半額セール」をしてきた。だが11月26日を最後に、同社はこうした販促をやめるという。12月以降も特売自体をなくすわけではないが、個別の商品ごと、日付ごとに割引額を設定する手法に切り替えるようだ。 「定例の大幅値引き」は、ヨーカドーに限らず多くのスーパーが採用してきた。ある程度の保存が利き、簡単な加熱などでべられる冷凍品は、もはや多くの家庭にとってなくてはならない存在になっている。そうした冷凍品の大幅値引きは、集客面で絶大な効果を発揮してきた。なぜそれを、ヨーカドーはやめるのか。 同社広報担当によると「割引対象外の商品が増えてきたため」という。 PB(プライベートブランド)である「セブンプレミアム」などの独自商

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  • 渋谷ロフト1Fの、小さなネット革命:日経ビジネスオンライン

    何の変哲もないメガネ屋だと、多くの人は思うだろう。 安価を売りにしたチェーン店と比べれば、いくらかしゃれた店舗デザインではある。陳列棚にタブレットが据え付けられているのも、なんだか今風だ。 だが、わずか41平方メートルの店内は決して広くない。その店内に、幾分ゆったりと並べられた商品の数も約300品目と、どちらかと言えば少なめだ。このこぢんまりとした店舗に、これまでの小売業の常識を覆す様々な挑戦的な取り組みが盛り込まれている。そう気付く人はほぼいないだろう。 ここは雑貨専門店ロフトの旗艦店、「渋谷ロフト」の1階。エスカレーターすぐの、店内でも人通りが多いエリアだ。11月5日に開業したばかりの「Oh My Glasses」は、日最大級の眼鏡専門EC(電子商取引)のオーマイグラス(東京都品川区)が初めて設けたリアル店舗になる。 1階に入った眼鏡屋 「商業施設に入っている眼鏡屋は、ほとんど上層階

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  • 「健康体操」で65万人の「オバチャン」を虜に:日経ビジネスオンライン

    今年10月、女性専用フィットネスクラブ「カーブス」の店舗数が、出店開始から9年目で1500店舗を超えた。65万人を抱える会員の平均年齢は約60歳。最高齢は99歳に達する。出店コストを従来のフィットネスクラブの約10分の1に抑え、住宅街を中心に攻勢。団塊世代の主婦層を中心に高い支持を獲得した。新たな市場の開拓に成功したカーブスジャパンの増岳会長兼CEO(最高経営責任者)に話を聞いた。(聞き手は大竹 剛) 10月に店舗数が1500店を超えました。設立から9年。女性専用フィットネスクラブとして非常に速いペースで成長しています。その秘訣はどこにあるのでしょうか。 増:フィットネスクラブは、これまで女性、特にシニア層の女性にとって身近な存在ではありませんでした。そこを、カーブスが身近なものに変えました。コンセプトは「フィットネスクラブ」ではなく、「30分、健康体操教室」です。 まず、簡単にカーブ

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  • 2閣僚辞任で漂流するカジノ法案:日経ビジネスオンライン

    安倍政権の2閣僚が10月20日に電撃辞任し、その後も後任の宮沢洋一経済産業相の資金管理団体によるSMバーへの支出が発覚するなど、国会が空転を続けています。有望視されていたカジノ合法化と統合型リゾートの導入を推進する「IR推進法案」の、今臨時国会での成立は極めて困難になりました。 今期臨時国会は11月30日までの開催とされています。もし延長されても、残された会期中に衆参両院での法案可決を得ることは難しいと見られています。 このドタバタ劇の裏側で、法案の成立を後押ししている「国際観光産業振興議員連盟」(通称:IR議連)側にとっても、非常に間の悪い事態になっています。実は、IR議連は2閣僚が電撃辞任する4日前の10月16日、総会を開催して政府に提案する基方針として幾つかの追加事項および修正について合意しています。その中で示された重要な追加事項のひとつが、以下のような方針の決定でした。

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  • 免税拡充とハロウィン緩和が盛り上げる「外国人消費」:日経ビジネスオンライン

    外国人旅行者向けの消費税免税制度が10月1日から大幅に拡充された。従来は家電製品など一部の商品に限られていた免税対象を、すべての品目に拡大。さらに、これまでは同一店舗で1日1万円超の買い物が必要だったものを、消耗品については同一店舗で合計5000円超購入すれば免税になるよう改正した。外国人旅行者に人気の料品や飲料品、薬品類、化粧品が免税対象に加わったことで、外国人による国内消費、いわば「国内外需」の伸びに拍車がかかっている。消費増税の影響が残る国内消費の大きな下支え要因になっている。 安倍晋三内閣は「観光立国」をアベノミクスの柱のひとつに位置づけている。昨年初めて1000万人を超えた訪日外国人数を2020年までに2000万人に増やす計画を掲げている。政権発足以来、東南アジア諸国に対して、訪日観光客のビザ要件を大幅に緩和するなど旅行者誘致の施策を取ってきた。この10月に始まった免税制度の拡

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  • 「アマゾン×ローソン」はセブンに勝てるか:日経ビジネスオンライン

    11月4日、国内インターネット通販最大手のアマゾンジャパンと、コンビニエンスストア2位のローソンが記者会見を開いた。内容は、ローソン店頭の専用端末「Loppi」で、アマゾンジャパンが取り扱う数千万品目もの商品を買えるようにするというもの。11月5日から静岡県の約200店で始め、今後全国1万2000店への展開を検討する。 ローソン側としては、通常約3000品目とされるコンビニの限られた品ぞろえを補完できる点をメリットに挙げる。アマゾンとしては、ネットに不慣れな高齢者や、クレジットカードなどの個人情報の入力を敬遠する人もローソン店頭で利用可能にし、顧客層を広げる狙いがあるようだ。 インパクトの弱い効果 会見の前日、この内容の新聞報道を目にした時には、正直「そんなに大した話ではない」との感想を持った。関係者には申し訳ない。 だが、ローソンでは既に2008年7月から、消費者がアマゾンで購入した商品

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  • 鶴瓶さんとさんまさんに学ぶ「聞き出し方」:日経ビジネスオンライン

    現在のテレビ番組は、バラエティやトーク番組が中心です。そこに出演しているタレントさんたちが話を聞いている様子を見ていると、とても参考になります。そこで今回は、実際にお名前を挙げながら、具体的に何が優れているのか解説していこうと思います。 笑福亭鶴瓶さん:「思い出せば、答えられる質問」を繰り出す 現在、私が最も注目しているのは、NHK「家族に乾杯」に出演している笑福亭鶴瓶さんです。この番組は、鶴瓶さんとゲストがそれぞれ街に繰り出して、一般の人たちから家族に関する話題をぶっつけ番で聞き出していくという、かなりムチャな番組です(笑)。 この番組で、鶴瓶さんは聞き上手としての力量を如何なく発揮しています。ゲストの人は、それほど深い話が聞き出せないので、旅番組のように風景や名物のリポートをすることが多くなります。 一方の鶴瓶さんは、老夫婦のお宅に上がり込んで、まず「なれそめ」を聞き出し、次に奥さん

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  • ウサギでもカメでもゴールすればいいのです:日経ビジネスオンライン

    「いつかは起業したい」という人は多い。だが、その多くは実現に向けて一歩も踏み出せないでいる。やっと歩み出しても、起業を目指す人は意外と同じようなところで失敗してしまい、時間と労力を浪費してしまいがち。そこでベテラン中小企業支援コンサルタントである、セレンディップ・コンサルティングの久田貴昭アドバイザーに注意すべきポイントを聞いた。 現実逃避型では成功は遠い 大手サービス会社の開発部に勤務する28歳の男性A氏。一生懸命仕事をしているのだが、社内でなかなか認められない。それどころか「自分が出した企画提案は不採用が続いている。ところが、他社が同じような新製品を出すと、それはヒットしている。もう、会社を辞めて、自分で会社を作りたいんです」と、この専門家のところに相談にきた。 起業のきっかけは、「事業化できるアイデアを思いついた」が一番多く、その後に「以前の勤務先ではやりたいことができなかった」と続

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  • イベントの注目度が年々下がるワケ:日経ビジネスオンライン

    イベントというものは、何年かおきにリニューアルしなくてはならない。業界向けの展示商談会をもそうだし、ブランドの運営も同じである。そうしないと長年続けている間に陳腐化してしまい世間や業界からの注目がだんだんと薄れてしまう。 しかし、リニューアルを断行するのも勇気が要る。今までの顧客が離れてしまう可能性もあるし、かといって新しい顧客を必ず獲得できるとは限らないからだ。ちょうど先ごろベストジーニストの発表もあったので、今回はイベントについてちょっと考えてみたいと思う。 ベストドレッサー賞、日メガネベストドレッサー賞、日ジュエリーベストドレッサー賞、ベストジーニストなどのイベントがある。これはそれぞれのジャンルにふさわしい芸能人や有名人を年に1回、選んで表彰するというイベントである。どれも長い歴史があるが、どうも最近は、以前に比べると注目度があまり高くないように感じる。 この中で最も歴史が古い

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  • セシール、「返品しやすさ」でネット通販王者に:日経ビジネスオンライン

    中川 雅之 日経済新聞記者 2006年日経済新聞社に入社。「消費産業部」で流通・サービス業の取材に携わる。12年から日経BPの日経ビジネス編集部に出向。15年4月から日経済新聞企業報道部。 この著者の記事を見る

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  • KDDIの“山手線型”新ポータルの成否は:日経ビジネスオンライン

    スマホ時代となり、各キャリアは自社ユーザーに向けてコンテンツサービスを強化しつつある。NTTドコモであれば「d系サービス」だし、KDDIは「auスマートパス」、ソフトバンクグループで見れば、ワイモバイルが「Yahoo!」とのシナジーを訴求している。 そんななか、KDDIはこれまでの垂直統合モデルとは異なる、新たな構想を発表した。「Syn.(シンドット)構想」と名付けられた戦略は、様々なカテゴリーでコンテンツやサービスを提供する企業を結び、ユーザーをその輪の中で回遊させるという取り組みだ。 これまでのコンテンツサービスは、例えばYahoo!のようにトップページによるポータルが存在し、その中から自分の必要とするサービスを選んで使ってきた。PCであればYahoo!であるし、ケータイのころはiモードなどが影響力のあるポータルとして存在してきた。 スマホ時代は、確固たるポータルはまだない しかし、ス

    KDDIの“山手線型”新ポータルの成否は:日経ビジネスオンライン
  • なぜ多くの「ビジネスモデル論」は中途半端なのか:日経ビジネスオンライン

    連載は、昨年まで米ビジネススクールで助教授を務めていた筆者が、世界の経営学の知見を紹介して行きます。 さて、最近は「ビジネスモデル」という言葉が、ちょっとしたブームになっている印象です。書店に行けば「ビジネスモデル」とタイトルについた書籍が並び、ネットメディアでもビジネスモデルの話題には事欠きません。 これは起業を志す方が増えていることと、連動しているのかもしれません。新しい事業を始める上で、ビジネスモデルの検討は欠かせません。また、現業では先行き厳しい既存企業が新事業を求めていることも、背景の一つなのでしょう。 しかし、では「優れたビジネスモデルの質は何か?」という問いに、一体どのくらいの方が答えられるでしょうか。もちろん「それは企業によって異なる」ということかもしれませんが、「~によって異なる」のであれば、結局何の基準を頼って我々は新しいビジネスモデルを描いたらいいのか、わかりませ

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