東京都が計画している幹線道路の建設が自然破壊につながるなどとして、住民参加で計画を見直すかどうかを問う住民投票が26日、東京・小平市で行われます。 条例に基づく住民投票が行われるのは東京では初めてで、市民がどのような判断を示すのか注目されます。 東京都は渋滞解消や災害時の緊急輸送などに役立てようと、多摩地域の6つの市を通る総延長およそ27キロの幹線道路を整備する計画です。 このうち、来年度から整備が始まる予定の主に小平市内のおよそ1.4キロの区間について、地元の住民グループは道路を造ることで公園の雑木林の半分がなくなるほか、玉川上水が分断されるなどとして市に住民投票条例の制定を求め、ことし3月の市議会で成立しました。 条例に基づく住民投票が行われるのは東京では初めてで、投票は26日午前7時から午後8時まで市内27か所で行われます。 住民投票では住民が参加して計画を見直すかどうかが問われてい