カルトとスピリチュアリティ―現代日本における「救い」と「癒し」のゆくえ (叢書・現代社会のフロンティア) 作者: 櫻井義秀出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2009/01/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 42回この商品を含むブログ (12件) を見る カトリックの信仰者であり、宗教学者でもあるという渡辺学氏の論考 「過程としての回心」 に付された注23(p.110)より(強調は引用者): 私は、彼らへのインタビューを繰り返すうちに宗教学者としてのアイデンティティの危機をたびたび感じさせられた。それは、このようなインタビューには宗教学者という枠組みを突破せざるをえない性質があるためである。インタビューされた人々は、私を宗教の問題の専門家として認識し、私に当然のように助言を求めてくることになる。こちらもそれなりにその期待に応えることにならざるをえない。このようにしてい
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