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2014年12月29日のブックマーク (3件)

  • 里山ウェブについての補足と覚え書き

    連載については、大学が休みに入って研究室に置いてる資料を確認できなかったので一休みさせてもらっていたのだけど、それとは別にこの鼎談が面白かった。 【さやわか×東浩紀×海沢めろん鼎談】「10年代の状況とコンテンツ」 – イベントレポート | ジセダイ 内容的には東さんとさやわかさんの意見のい違いに目が行くところだけど、個人的にはLifeで取り上げた「里山ウェブ」の話が出てきていたので、そこについて補足すべきかなと。 海沢:マスメディア以外の方法で、どう面白いコンテンツを確保していくかという話で言うと、先日、TBSラジオ「文化系トークラジオLife」という番組で、里山ウェブというテーマが出たんです(6月22日「里山ウェブの時代」)。里山ウェブって、造語なんですけど、元は藻谷浩介さんの「里山資主義」から来てるんですね。ようはアメリカ的なマネー資主義のサブシステムとして、エコな里山で生活

    里山ウェブについての補足と覚え書き
    nebokegao
    nebokegao 2014/12/29
    「作品も「コンテンツ」として買い叩かれてしまういまのウェブ環境で、あえて相対的に閉じた流通の中で作品の価値を維持しようとする動き」
  • なぜ、ポエムで組織はカルト化するのか〜2014年の振り返り(3)

    いつも時代の3年先というか、みんなが気がつく頃には自分の関心は薄れているようなことにアンテナを張って生きているのだけど、今年話題になったものでいうと、いわゆる「ポエム化」の話かなと思う。ブラック労働とポエムの相性がいいというのは、自分的には周知の事実だと思っていたし、だからこそクロ現の企画も受け入れられたのだと思うけれど、それにしてもあらためて映像化されて驚いたという人も多かったのだろうか。 いまの勤め先に入ってから、学生たちの関心もあって、それまで格的に手を付けてはいなかった消費社会研究に取り組むことになったのだけど、そこで見えてきたものの中には、たとえば再魔術化やディズニー化といったショッピングモール論につながる話や、以前の自分の研究とつながる話なんかと並んで、『サブカル・ニッポンの新自由主義』で扱ったサービス労働と若者の自己意識の話の延長になる、「感情労働」などの現代的なサービスの

    なぜ、ポエムで組織はカルト化するのか〜2014年の振り返り(3)
    nebokegao
    nebokegao 2014/12/29
    「「社会を変えるよりは自分を変えるほうが楽」ということで、「辛いのは自分の見方に問題があるから」と思い込むわけだ。これが結果的に社会の問題を温存してしまう」
  • 【浪花ラーメン辞典(27)】きじょっぱい“死の味” 哲学者・千葉雅也の好む店は大阪にあるのか - 産経WEST

    新進気鋭の哲学者で批評家の千葉雅也氏は東京から大阪移住し3年目になるが、なかなか納得のいくラーメンは見つけられないらしい。「タナトスのラーメン-きじょっぱいということ」は今年、雑誌「群像」の4月号に掲載されたエッセイ。その中で氏は新宿2丁目仲通りに面しているしょっぱい味噌ラーメンを出す店を気に入っており、「僕は、単純に強いしょっぱさに圧倒される。旨みのハーモニーはどうでもよい。きじょっぱいだけであるもの。きじょぱさによる痛打。きじょっぱさの海に、倒し落とされたいのだ。きじょっぱさの「死海」に倒し落とされ、塩漬けになる=仮死になるのである」と書く。 事というものは、広義に「あまじょっぱい」もので、甘みにある穀類を、塩気(と甘み)のあるおかずと一緒にべるのだから、「あまじょっぱい」のは生と死の、有機の無機の、エロスとタナトスの往還だとも。 哲学者らしいなかなか深みのあるの論考がここエッ

    【浪花ラーメン辞典(27)】きじょっぱい“死の味” 哲学者・千葉雅也の好む店は大阪にあるのか - 産経WEST