信頼回復のためにテレビを利用? 今日から、人気ドラマ『相棒』の新シリーズが放映される。楽しみにしてるファンも多いことだろう。最近は、ドラマだけでなく民放各局が競うように「警察密着ドキュメント」を制作している。 その草分けは「川口浩の探検隊シリーズ」を生んだ『水曜スペシャル』(1974~86年、テレビ朝日)の人気企画の一つ「警視庁潜入24時」だ。昔はテレ朝の「オリジナルコンテンツ」だったが、現在、似たような警察ドキュメントが全民放で放送されている。 どうしてブームが続いているのか? その理由は、一定の視聴率が見込めて、しかもコストパフォーマンスが高いからだと聞く。 密着取材は長時間となり、難作業となるが、相手は警察だから、取材協力費等は発生しない。スタジオもセットも要らない。タレントが出演しないので、ギャラも不要。制作者側にとって都合の良いことだらけなのだという。 警察側にも損はない。警察が
![『相棒』新シリーズが今日から始まるけれど・・・テレビ各局が競って「警察礼賛」番組を作るのはナゼ!?(高堀 冬彦) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/372489352b9b4007716378b7b6e9d2b937a5088a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv3%2Fmeta%2Ffb_ogp-image.png)