民主党県連の松野信夫代表(参院議員)は29日、熊本市内で記者会見し、来年夏の参院選熊本選挙区(改選数1)に、松野頼久官房副長官(衆院熊本1区)秘書で新人の本田浩一氏(42)を擁立すると発表した。党本部に申請し、来年1月にも公認候補として正式決定される見通し。 本田氏は熊本市出身で、西南学院大法学部卒。会社員を経て、2004年から民主党の加藤公一法務副大臣の公設第一秘書、07年8月から松野官房副長官の私設秘書を務めている。 会見に同席した本田氏は「鳩山政権の信を問う中間選挙の意味もある大事な選挙で、全力で勝ち抜く。命を大切にする国づくりに取り組みたい」と述べた。 熊本選挙区では、これまでに共産党が党県国政対策委員長・安達安人氏(53)の擁立を決定。自民党は改選となる現職・木村仁氏(75)が不出馬を表明。公認候補の公募を行っており、比例選出の松村祥史参院議員(45)ら4人による予備選を実施し、