中華料理と一口に言ってもその味はさまざま。なにしろ中国の国土は日本の約26倍と広大。それぞれの地域によって特色を活かした料理が作られていった歴史を持っているのです。 味の特徴は大きく分けて4つ。高カロリーなものを強い火力で調理する北部の北京料理。さっぱりとした味付けが多い南部の広東料理。調味料や香辛料を使ったスパイシーな西部の四川料理。そして魚介類を多く使用した東部の上海料理。 でも東部に位置する上海で、北京料理の定番メニューである北京ダックを食べることができてしまうのです。日本では高級中華料理のイメージですが、中国では北京料理の一品という認識に過ぎないのでリーズナブルに楽しむこともできますよ。