現職差し替えに反発=参院選候補、進まぬ調整−自民 現職差し替えに反発=参院選候補、進まぬ調整−自民 自民党が年内の公認決定を目指していた来年夏の参院選候補者調整が間に合いそうもない。11月末時点で選挙区の公認はゼロ、比例代表も目標の半数にとどまる。高齢などで苦戦が予想される現職や出馬を目指す元職の差し替えが難航しているのが要因で、執行部は頭を痛めている。 「非情になってでも『勝てる候補』を擁立するように」。同党の二階俊博選対局長らは26日、参院選候補擁立をめぐる徳島県連との会合の席上、こう念押しした。 徳島では、現職の小池正勝氏(57)が2期目を目指しているが、県連内には清新な新人候補で戦うべきだとの声が上がっている。民主党が新人で元県議の吉田益子氏(50)の擁立を決定したからで、県連は小池氏の差し替えを視野に公募を実施する方向だ。 来年に改選を迎える選挙区選出の70歳以上の現職は8