ANAHD、赤字1028億円に縮小 国内線持ち直し―21年4~12月期 2022年02月01日18時24分 2021年4~12月期連結決算についてオンラインで記者会見するANAホールディングス(HD)の福沢一郎専務=1日午後 ANAホールディングス(HD)が1日発表した2021年4~12月期連結決算によると、純損益は1028億円の赤字(前年同期は3095億円の赤字)だった。昨年9月末で緊急事態宣言が解除されて国内線の利用が持ち直したほか、国際線貨物も好調に推移し、赤字幅は縮小した。ただ、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者急増で先行きは予断を許さない。 ANA、一転1000億円赤字に コロナ響き下方修正・22年3月期―25年度9000人減へ 売上高は前年同期比39.9%増の7380億円、本業の収支を示す営業損益は1158億円の赤字(同3624億円の赤字)だった。国内線旅客収入