インド政府は電子的な法定通貨「デジタル通貨」を、来年度中に中央銀行が導入するという方針を明らかにし、デジタル通貨をめぐる各国の議論が一段と活発になることも予想されます。 インドのシタラマン財務相は1日、議会で来年度の予算案を発表し、この中で「インド準備銀行がデジタルルピーを発行する」と述べ、中央銀行のインド準備銀行が、来年度中にデジタル通貨を導入するという方針を明らかにしました。 デジタル経済が活性化し、より効率的な通貨管理ができるとしています。 またインド政府や中央銀行はこれまで民間企業が発行する暗号資産について、金融の不安定化を招くとして懸念を示していましたが、シタラマン財務相は暗号資産の取り引きの利益に対して30%の税金を課す方針も示しました。 国が管理するデジタル通貨の利用を促すねらいもあるとみられます。 デジタル通貨をめぐっては、中国の中央銀行が「デジタル人民元」の発行に向けて実
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