タグ

松岡正剛と書籍紹介に関するpengin-stellaのブックマーク (1)

  • 0273 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    戦争論 カール・フォン・クラウゼヴィッツ 徳間書店 1965 2001 Karl von Clausewitz vom kriege 1832 [訳]淡徳三郎 世界は戦争歴史である。戦争が世界をつくり、世界は戦争と暴力で成立してきた。世界は味方と敵に力をねじこまないかぎり成立できなかったのである。 戦争には憎悪や軽蔑が伴うこともあるが、実際に勝敗を決めるのは取引と駆引と差引である。戦争は相手をこてんぱんに打倒することなのに、そのプロセスの多くが頻繁な取引と巧妙な駆引と功利的な差引で埋まっている。 むろん軍事兵器と兵力がものを言う。かつては鉄砲があれば勝てたし、機関銃や戦車は戦争の様相を変えた。けれども核兵器や化学兵器をもっているからといって、これは使えない。戦場は限定されるのだ。限定される戦場は、第三者が見守るサッカーのピッチや野球のグラウンドや格闘技のリングのようなものではない。どこが

    0273 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
  • 1