イエレン米財務長官は今後1年の底堅い成長を予想していると述べ、米金融当局がインフレ抑制に向けて行動する中、「ソフトランディング(軟着陸)」は可能だとの考えを示した。 イエレン氏は4日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が主催するイベントでのインタビューで、「今後1年は底堅い成長が見られると考えている」と発言。「米金融当局は巧妙かつ幸運である必要があるが、これは可能な組み合わせだと思う」と話した。 米金融当局が利上げを強化するのに伴い、多くのエコノミストが2023年のリセッション(景気後退)を予測しているが、イエレン氏は「ソフトランディングは可能だ」と述べた。 消費者物価は高騰しているが、中期的なインフレ期待は今のところそれほど影響を受けていないと同氏は指摘。ボルカー元連邦準備制度理事会(FRB)議長が直面したインフレとは異なる種類のものであることをこれは意味すると続けた。ボルカー
米労働省が29日に発表した第1・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比1.4%上昇と、伸びは2021年第4・四半期の1.0%上昇から加速し01年の統計開始以降で最大となった。2021年12月撮影(2022年 ロイター/Jeenah Moon/File Photo) [ワシントン 29日 ロイター] - 米労働省が29日に発表した第1・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比1.4%上昇と、伸びは2021年第4・四半期の1.0%上昇から加速し01年の統計開始以降で最大となった。賃金インフレの高まりを示唆し、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締め姿勢を補強する内容となった。市場予想は1.1%上昇だった。
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange . Photographer: Michael Nagle/Bloomberg 28日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均は7週間ぶりの大幅高となった。複数企業の堅調な決算を受け、企業利益は米金融当局の積極的な引き締めにも耐えられるとの楽観が強まった。 米国株は上昇、ダウ平均614ドル高-業績への楽観強まる米国債は短期債が下落、10年債利回り2.83%ドル指数6日続伸、利上げ見通しで-ドルは一時131円台NY原油は約2週間ぶり高値、EUのロシア産禁輸が視野にNY金は小反発、投資家は米GDPなど意識 S&P500種は前日比2.5%高の4287.50。ダウ平均は614.46ドル(1.9%)高の33916.39ドル。両指数ともに3月9日以来の大幅上昇と
原因不明の小児急性肝炎の症例やその可能性が疑われる例が、米国の少なくとも6つの州で報告された。 アラバマ、ノースカロライナ、イリノイの各州で症例が報告されたのに続き、デラウェア州でも1件が確認された。ニューヨークおよびウィスコンシンの州保健当局は、先週の疾病対策センター(CDC)声明での記述に一致する小児肝炎が報告され、調査に入っていると明らかにした。 既往症のない小児の急性肝炎症例は英国やカナダ、日本などで報告され、世界全体では160例余りに上る。10歳未満が症例の大半を占め、肝移植が必要になった患者も少数だがいる。研究者は現在、アデノウイルス感染との関係性について調査を進めている。 原因不明の小児急性肝炎、欧米で症例拡大-WHOが究明急ぐ 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長はインタビューで、症例報告の収集が続いており、原因を特定するのは時期尚早だとコメント。「いま
3月の米中古住宅販売成約指数(季節調整済み)は前月比で低下し、これで5カ月連続のマイナスとなった。少ない在庫や高い価格で既に圧迫されている市場に、借り入れコスト上昇も圧力をかけている。 米中古住宅販売成約指数(季節調整済み)は前月比で1.2%低下の103.72020年5月以来の低水準ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は1%低下前年同月比(季節調整前)では8.9%低下キーポイント 高価格や低水準の在庫に既に見舞われている買い手にとって、住宅ローン金利の上昇が負担となっており、住宅が一段と購入しづらくなっている。30年物固定金利が平均で5.37%と09年以来の高水準となる中、米住宅ローン申請の指数は先週、18年終盤以来の水準に低下した。 統計発表元である全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅ローン金利の突然の大幅上昇で買い手候補者が減少し、結果とし
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