微生物によって自然に分解される生分解性プラスチックは、使用後の環境負荷を低減するものとして注目されている。ここでは“生分解性”をキーワードに、エコプロダクツ2009の展示物をリポートする。 「生分解性」。物質が土中や水中の微生物によって分解される性質のことだ。天然の有機物は基本的に生分解性を持つため、「生分解性~」という言葉が頭につくのは、プラスチックなどのように自然界では分解されない(されにくい)物質が生分解性を持つ場合に限られる。なお分解には生分解だけでなく、光分解や熱分解や、酸化分解などさまざまなバリエーションがある。 「エコプロダクツ2009」では、バイオマス由来、または生分解性を持つプラスチック素材・製品のメーカー/ベンダーを集めた「バイオプラスチックパビリオン」が出展していた。バイオプラスチックの普及促進団体である日本バイオプラスチック協会は、バイオマス由来のプラスチックに「バ
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