2022年7月、54年の歴史に幕を下ろす岩波ホール。これまでに270作品以上の映画を上映してきたこの映画館は、映画の街・神保町を支え、ミニシアターの草分け的存在として、日本全国の映画館文化に多くの影響を与えてきました。 今回は、これまでの岩波ホールの歴史を振り返る展示を3期に分けて開催します。また、6月23日(月曜日)からは、9階展示ウォールにも展示会場を拡大し、過去の上映作品の紹介を行います。 展示では、スタッフの方々の思い出も紹介しています。どんな想いで素晴らしい映画を私たちの届けてくれていたのか、ホールを支えてきた方々の視点をぜひお楽しみください。 展示会場① 地域連携コーナー 第1部 岩波ホールのはじまり 会期:2022年4月25日(月曜日)~5月21日(土曜日) 1968年の開館から1974年の「エキプ・ド・シネマ」立ち上げまでの多目的ホール時代の活動を取り上げます。映画、音楽、