北朝鮮の脅威が新たな段階に入った。北朝鮮が24日に発射した弾道ミサイルは、飛行時間や最高高度が前例のないレベルに達しており、米本土全域を射程に入れる可能性が高いのだ。ロシアによるウクライナ侵攻開始から1カ月、NATO(北大西洋条約機構)や、G7(先進7カ国)などの緊急首脳会議が開催されたタイミングでの発射に、識者は、北朝鮮とロシアが連携して、米国を牽制(けんせい)した可能性を指摘する。
政府が情報漏洩(ろうえい)や安全保障上の懸念から中国製品を排除することを受け、国内携帯電話大手3社と新規参入の楽天も基地局などの通信設備から中国製品除外の方針を固めた。最大の影響を受けるのがファーウェイと関係の深いソフトバンクだ。19日の株式上場の際の公開価格を1株1500円に決定、仮条件の水準を維持したが、大規模通信障害に続く事態に、孫正義会長兼社長率いるソフトバンクグループ(SBG)の資金調達シナリオに狂いが生じかねない。 政府は排除する企業を名指ししていないが、中国のファーウェイとZTEの製品が念頭にあるとみられる。 大手3社のうち、NTTドコモは現行の第4世代(4G)移動通信システムの設備にファーウェイやZTEの製品は使っておらず、KDDI(au)も主要設備には採用していない。 ソフトバンクは4Gの通信設備の一部にファーウェイ製品を使っており、段階的に欧米メーカーの製品に置き換える
ドナルド・トランプ米政権の主導で、世界各国で中国IT企業を締め出す動きが加速化している。背後には、中国製通信機器などを通じて、政府や軍事、企業の機密情報が盗まれ、共産党独裁国家が「軍事・ハイテク分野での覇権」を握ることを阻止する、強い決意がありそうだ。米国で今年8月に成立した「国防権限法」と、機密情報を共有する「ファイブ・アイズ」の存在とは。中国排除の動きは民間企業にも広がりつつある。 カナダ西部バンクーバーの裁判所は7日、中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の創業者の娘で、同社副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟容疑者の保釈の可否をめぐる審理を開いた。 カナダ検察当局は、孟容疑者が2009~14年に子会社のスカイコムを利用して、米国がイランに科している制裁を逃れた疑いがあると指摘。有罪なら禁錮30年以上の刑が科される可能性があるとした。 今回の逮捕劇が、単なる「イラン制裁逃れ
鳩山由紀夫首相(62)は13日夜、首相官邸で、初来日したオバマ米大統領(48)と会談した。14日の朝刊各紙は当たり障りのない形で報道したが、先送りされた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題が、米国側の怒りをますます加速させている。水面下では鳩山首相の身辺調査まで行っているという情報があり、大宅賞ジャーナリストの加藤昭氏は「鳩山首相は丸裸にされている。虎の尾を踏み、『第2の田中角栄』になる危険がある」と警告している。 13日、一対一の会談は急きょキャンセルされ、首相官邸で行われた鳩山首相とオバマ大統領の首脳会談では、日米同盟、普天間、地球温暖化防止、核廃絶問題、アフガン支援などについて話し合われた。 普天間問題で日米間にきしみが生じる中、「一致点の多い課題での協調姿勢を演出する」(外務省関係者)との狙いがあったが、「早期決着」とした普天間について、オバマ大統領が、場をわきまえつつも
日本シリーズで巨人の前に敗退したものの、全6戦で安打を放ち打率.391をマークして優秀選手賞に輝いたのが日本ハム・小谷野栄一内野手(29)。3年前に発症した「パニック障害」と戦いながら得た“勲章”だった。ストレス社会の中で増加の一途、国内で100人に3人ともいわれる患者へ勇気を与えることになるか。 【打席やベンチで嘔吐】 「表彰? 1軍では初めて。そういうものには縁がないタイプなので。精いっぱいやりました」。チームが敗退したとあって、小谷野は控えめに語り小さく笑った。 小谷野が野球人生の危機に陥ったのは、ほとんど2軍暮らしだった3年前。打席に入ろうとするたびに吐き気を催し、たびたびおう吐した。「パニック障害」だった。 パニック障害は強い不安、ストレスから発作を起こすものだが、症状は吐き気のほか、めまい、動悸、呼吸困難など人によって千差万別。電車に乗れない人、飛行機に乗ると発作を起こし
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