自民党道連は24日、札幌市内で次期参院選の候補者選考委員会幹事会を開き、選考対象者7人を発表した。道内党員による予備選挙は行わず、今後の選考方法は改めて協議し、来年1月の党大会までに候補を決定する。 選考対象者は現職の中川義雄氏(71)のほか、船橋利実道議(49)▽岩本剛人道議(45)▽木村義恭・登別立正学園園長(45)▽武部勤衆院議員の長男で公設第1秘書の武部新氏(39)▽衆院道1区支部長、長谷川岳氏(38)▽同2区支部長、吉川貴盛氏(59)。党内や支持団体などから聞き取ったアンケートで名前の挙がった25人から絞り込んだ。 選考委員会の我孫子健一委員長によると、7人のうち中川氏が自薦、残る6人は他薦という。【鈴木勝一】
民主党の石川知裕衆院議員(36)=道11区=が政治団体収支報告書に虚偽記載をしていた可能性が出ている問題で、石川議員の公設第2秘書が私設秘書だった2008年11月〜今年2月の4カ月間、その給与を札幌市内の不動産会社が負担していた疑いがあることが分かった。同社が支払ったのは総額約90万円になるという。 企業側の秘書給与支払いは政治家への寄付行為に当たるが、石川議員が代表を務める民主党第11区総支部などの08年分の政治団体収支報告書には該当する記載がなく、政治資金規正法違反に抵触する可能性がある。 石川議員の元秘書や複数の関係者によると、公設第2秘書は07年後半から札幌の介護事業会社社員として帯広で勤務する一方、同議員の地元事務所に出入り。08年9月末に退社後、私設秘書となり、09年8月の総選挙後は公設秘書に就任した。 公設第2秘書が私設秘書に転じて以降の給与については石川議員の別の元私設秘書
「昭一の弔い合戦を」 中川義雄参院議員(71)の後援会「十勝なかよし会」(矢野征男会長)の役員会が12日午前、帯広市内のとかち館で開かれた。中川氏は「(元財務・金融相で甥の)中川昭一が負けた弔い合戦をしたい、させていただきたい」と述べ、来夏の参院選出馬に強い意欲を示した。 同会は中川氏の十勝連合後援会。各地区の役員ら約30人が出席した。 中川氏はあいさつで昭一氏の落選と死去を惜しみながら、「今度の参院選は私の選挙と同時に弔い合戦にしたい」と強調。「昭一、(元農水相で兄の)一郎がどういう思いで北海道のためにやってきたのか、伝えるのは私の大事な役割。だからこそ今度の選挙に出たい。後援会の方々のご協力をお願いしたい」と訴えた。 戸別所得補償制度など、民主党政権の農政や経済政策を批判。「参院選に自民党が勝つことが、ある種の反省を促す」と語った。 来年7月の参院選道選挙区(改選定数2)をめ
政府は2日、民主党が衆院選の政権公約(マニフェスト)に掲げた高速道路無料化について、2010年度予算の概算要求に無料化予算として計上した6000億円の予算規模を、数百億円程度まで大幅に圧縮する方針を固めた。 無料化の対象地域を北海道に限定する案が有力だ。デフレや急激な円高が深刻化しており、雇用対策などに財源を手厚く振り向けるべきだと判断した。財源不足を背景に政府はマニフェストの軌道修正を加速化させており、農家への戸別所得補償など主要事業についても見直しを進める方針だ。 鳩山首相は2日、前衆院議員らが国会内で開いた講演会で、マニフェストについて「契約した相手の国民が望まないものを、強引に押し付けるのもいかがなものか」と述べ、状況に応じて修正する考えを示した。その上で、高速道路無料化については「必ずしも人気がない。来年は一部の所で実施しながら、どこまで経済効果が上がるのかを考える」と述べ、来年
政治 故中川昭氏後援会が解散 夫人、後継出馬を否定 (11/29 06:51、11/30 01:44 更新) 【帯広】8月の衆院選道11区(十勝管内)で落選し、10月に急死した中川昭一元財務相の十勝連合後援会は28日、帯広市内で総会を開き、残務整理が済み次第、解散することを決めた。有塚利宣会長(帯広市川西農協組合長)ら役員13人は同日、全員辞任した。 年末の定例総会として非公開で行われた。総会後の高橋猛文幹事長の説明によると、連合後援会は今後、政治資金を精算する代表や会計責任者などを選任し、精算後は総務省に政治団体の解散を届け出る。 道内に約120ある各種後援会も順次解散。東京などの事務所は残務整理のため帯広の事務所を当面残す以外は閉鎖。これらの処理には1年ほどかかる見通しという。 高橋幹事長は後継問題について「総会では一切出なかった」と述べた。中川氏夫人の郁子(ゆうこ)さんは総会後、記
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