シリーズ「嘉手納統合案の真実」。最終回は、新たな新嘉手納統合案についてお届けします。 第4回 「1+1=0.5 新たな新嘉手納統合案」 岡田外務大臣は10月23日、外務省での記者会見において、米軍普天間飛行場の県外移設を断念し、辺野古移設の代案として、嘉手納基地への統合が望ましいとする考えを表明しました。 普天間基地の危険性の早期除去には旧政権で日米合意した辺野古移設案がよいのではないかとする北沢防衛大臣、嘉手納統合がよいのではないかとする岡田外務大臣、閣内でも様々な論議が行われております。 このことについて、「閣内がまとまっていないのではないか」という論調を見かけますが、それは当たり前のことであります。これまで自民党政権が取り組んで来たものの現状がこうなのに、発足後まだ間もない鳩山政権に簡単に出来るはずがありません。 今は、閣僚はもっと悩み苦しみ、多くの声に耳を傾け、議論を尽くすこと