【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子は3日、米国の新興通信会社に高速通信網5Gの基地局設備を導入する契約を結んだと発表した。受注金額は1兆ウォン(約1千億円)を超えるという。サムスンは通信設備を将来の成長事業として位置付けて米国や日本、インドなどの通信会社への供給契約を獲得している。米通信のディッシュ・ネットワークに5G基地局や関連設備を供給する。同社はアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の
韓国サムスン電子の昨年10-12月(第4四半期)の営業利益は50%余り増えた。半導体価格が安定し、スマートフォンの売り上げが急増した。メモリー業界が今年、下降局面から脱するとの期待を高めるものだ。 7日発表の暫定集計によると、営業利益は13兆8000億ウォン(約1兆3300億円)。従業員に特別ボーナスを支給したことで、アナリスト予想平均の15兆2000億ウォンに届かなかったが、売上高は23%増の76兆ウォンと、予想を上回った。同社の株価はソウル市場の午前の取引で一時2%高となった。 サムスンのほか、韓国SKハイニックスや米マイクロン・テクノロジーといった同業他社はサーバーや乗用車、家電などさまざまな製品への需要を追い風に、循環の下降局面を乗り切りつつある。マイクロンは先月、データセンターやネットワーキング、自動車分野の旺盛な需要を受け2022年8月期の売上高は過去最高を記録すると予測した。
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