![慶應義塾図書館、3年半ぶりに4日間限定でグーテンベルク聖書を「慶應義塾大学文学部創設125年記念展示」で特別展示](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
1611年に刊行され、最も名高い英語訳聖書として現在でも用いられている「欽定訳聖書」(King James Version=KJV)の草案が、米国の学者によって発見された。 欽定訳聖書の草案を発見したのは、米ニュージャージー州のモントクレア州立大学で英語の准教授を務めるジェフリー・アラン・ミラー氏。ある随筆について研究していた際に草案を発見したという。 米クリスチャンポストとのインタビューでミラー氏は、欽定訳聖書の翻訳者の一人であったサミュエル・ウォード(1572〜1643)が書き残した文書の中に、この初期の草案を見つけたと語った。この文書は、英ケンブリッジ大学に所蔵されていたという。 この草案は、「MSWard-B」という文書の中から発見されたが、その時のことをミラー氏は、「私ははっきりと、(欽定訳聖書と)関連があり、未確認の書簡のようなものを見つけてしまったのかもしれないと思いました」
2015年10月1日から11月30日まで、東京都にある日本聖書協会の聖書図書館で、「ルター訳聖書と宗教改革」と題した展示が開催されています。 2017年で、マルティン・ルターが95ヶ条の論題を発表した1517年の宗教改革から500周年を迎えることを前に行なわれるものとのことで、聖書と関連図書が展示されます。 入場は無料です。 ルター訳聖書展示 聖書図書館(聖書図書館) http://www.bible.or.jp/soc/soc16.html#post-6817 http://www.bible.or.jp/contents/soc/pdf/lib-ex2015.pdf ※2つ目のリンクは展示のチラシです。
2017年の宗教改革500周年を前に、日本聖書協会が運営する聖書図書館(東京都中央区)では、マルティン・ルターの宗教改革と聖書翻訳に関する特別展「ルター訳聖書と宗教改革」を開催している。ギリシャ語新約聖書、ヘブライ語旧約聖書をルターがドイツ語に翻訳し、一般民衆にも聖書を読める機会が広がってから現在に至るまでの、聖書翻訳の歴史とその変遷を知らせるものとなっている。 今回の特別展では、ルターがギリシャ語新約聖書をドイツ語に翻訳し1522年9月に発行した「9月聖書」と呼ばれている新約聖書、1534年に翻訳が完成した旧約聖書、ルターが死の前年に目を通して、最後の修正を行ったという1545年版の「BIBLIA GERMANICA」(いずれもファクシミリ版)などが展示されている。ルター訳のドイツ語聖書はルターの死後も改訂が行われ、1912年には全教会で公認された2回目の改訂が行われた。その後、56年、
豪華な挿絵は17世紀には模倣され、プロテスタントのみならずカトリックにも使用されたという。(写真:上智大学提供) ドイツの宗教改革者マルティン・ルター(1483~1546)によって、ギリシャ語からドイツ語に翻訳された「ルター訳聖書」が、上智大学中央図書館(東京都千代田区)で公開されている。「フォイエルアーベント聖書」と呼ばれるこの豪華な聖書は、1560年に刊行(装丁は1674年)された旧約・新約聖書完本。 著名な出版家ジークムント・フォイエルアーベント(1528~90)は、宮中伯(中世ドイツの爵位の一つで大臣に相当)フリードリヒ3世からルター訳聖書出版の特権が与えられ、1560年から1602年までに13版を重ねた。これらは、フォイエルアーベント聖書と呼ばれ、公開中の聖書は貴重な初版本。 上智大学神学部教授の佐久間勤氏によると、聖書の教えを民衆に分かりやすく伝えるという目的で、この聖書には、
キリスト教・イスラーム・ゾロアスター教・ヒンドゥー教・仏教・道教・儒教の7つの宗教について、日本語で手軽に読める聖典をリストにして紹介。 はじめに 本記事では、世界の宗教の聖典を読みたいと考えている人のために、手軽に読むことができる日本語訳の聖典 [1] を紹介する。 「聖典」とは、宗教のよりどころとなる重要な書物のことを指す。キリスト教で言えば『聖書』が聖典となり、イスラームで言えば『コーラン』が聖典になる。なお、聖典の代わりに、「経典」ということばが用いられることがある。 世界の宗教を理解する際には、その聖典を読むことも重要だ。(写真 [2] はユダヤ教の聖典のトーラー) キリスト教 キリスト教は、信徒数が世界で最も多い宗教であり、ヨーロッパ、南北アメリカ、サハラ以南のアフリカ、オセアニアなどに信徒が多い。 キリスト教の根本となる聖典が『聖書』である。聖書の日本語訳には様々なものがある
メリアン聖書(原本)や復刻版のルター訳聖書などを見る人々=23日、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校(東京都三鷹市)で 今から384年前の1630年に出版されたマルティン・ルター(1483~1546)訳の新旧約聖書「メリアン聖書」が23日、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校(東京都三鷹市)で公開された。 メリアン聖書は昨年9月、耐震工事を行なっていた同大学図書館で発見された。未整理図書として40年近く高温多湿の状態に置かれ、痛みや虫食いがあったことから、約4カ月にわたる修復作業が昨年末から今年春まで行なわれた。今年3月末に同図書館に引き渡され、5月には同大学関係者にお披露目されていた。今回は、同大学・神学校が毎年開催しているイベント「一日神学校」に合わせて、特別展を企画するなどして一般にも公開された。 メリアン聖書は、ドイツを代表する版画家・製図家であったマテウス・メリアン(1593~
薄い紙は、一般紙に比べると環境の変化に敏感に反応し、しわになったり、揃いが悪くなったり、カールしたりするため、乳児をはぐくむように優しく、ゆっくり、いつも温度、湿度、水分量、静電気などに気をつけて印刷しなければなりません。聖書は1ページの文字収容量が多いため、色が濃すぎるときつく感じられ、逆に薄いと読みにくくなります。ページ全体を見たときは柔らかく、文字を見たときはしっかり見えるように、いつも注意する必要があるのです。 15世紀中頃、ドイツのグーテンベルクが鉛合金活字による活版印刷術を発明しました。ぶどうしぼり機にヒントを得て考案された印刷機はもう使われておりませんが、活字用の鉛合金は近年まで使用されました。この印刷術による最初の印刷物が42行聖書です。聖書の歴史は印刷技術の歴史そのものなのです。
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