子どもが犠牲となった痛ましい事件がつづいている。5月中旬からの2週間を振りかえっただけでも、以下のような事件があきらかになっている。 5月16日には、大阪市住之江区で暮らす両親(父親21歳、母親34歳)が、生まれたばかりの子どもに繰りかえし暴力をふるっていた疑いで逮捕された。重体の状態で病院に運ばれた子どもは死亡。両親は、容疑を否認している。同日付の朝日新聞によると、父親は母親に対して、「『子どもがこんなにうざいとは思わなかった』『俺より子どもの方が大事なのか』といった内容のメール」を送っていたという。 また、同月23日には、岡山市北区に住む母親(37歳)が、16歳の娘を裸にして手足をしばり、風呂場に放置。その後、娘は低体温症で死亡した。警察は、監禁致死の容疑で母親を逮捕した。娘の衰弱に気づいた母親は、110番通報した際に「しつけをするために縛って立たせた」と説明していた。 さらに、