記事一覧 福井の遺跡で古墳中期の記号土器 「墨書」では県内最古 (2010年10月26日午前7時05分) 河合寄安遺跡から出土した古墳時代中期の墨書土器。高坏の底部に記号が書かれている(円内)=25日、福井市文化財保護センター 墨書土器に書かれた記号 福井市文化財保護センターは25日、同市森田地区の河合寄安(かわいよりやす)遺跡で大量に出土した土器に、直線や曲線を組み合わせた記号が記された古墳時代中期の「記号土器」24点が含まれていた、と発表した。祭祀(さいし)具として使われた記号土器は古墳初期に全国で衰退しており、同センターは「古墳中期のものは非常に珍しく、古代祭祀の動向を解明する上で貴重な発見。記号土器を使う祭祀の最終形ではないか」としている。 24点のうち1点は、記号を墨とみられるもので書いた「墨書土器」だった。墨書土器は奈良時代以降の遺跡で出土が多く、県内では最古。古墳時代以前の
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