【動画】金銅製の馬具一式が見つかる出土した馬具の一部。右側の輪は金銅製の引手。左側の辻金具には南海産の貝がはめ込まれている=18日、福岡県古賀市谷山、森下東樹撮影出土した鉄製の壺鐙=18日午後3時7分、福岡県古賀市谷山、森下東樹撮影 【編集委員・中村俊介、馬郡昭彦】福岡県古賀市の谷山北地区遺跡群で、6世紀末〜7世紀初頭の古墳に隣接した穴から、同じ時期の金銅製の馬具が一式そろって見つかった。市教委が18日、発表した。まとまった発見は全国的に珍しく、馬具専用の埋納坑(まいのうこう)は類例がない。一部には藤ノ木古墳(奈良県)などの国宝に並ぶ優品があるという。古墳時代の葬送儀礼を解明し、当時の有力者の権勢や背景を読み解く重要な手がかりだ。 この馬具埋納坑は圃場(ほじょう)整備の途中で発見された。7世紀初頭前後に築かれた船原(ふなばる)古墳の5メートル隣に、長さ5・2メートル、幅0・8メートル、
福岡県古賀市教育委員会は18日、市内の谷山北地区遺跡群で、7世紀初頭前後(古墳時代終末期)の金銅製の鞍(くら)など馬具一式が出土したと発表した。馬を豪華に飾るのに使われていたと考えられ、市教委は「全国的にも例が少なく、当時の葬送儀礼が分かる重要な発見」としている。市教委によると、馬具は7世紀初頭の直径約20メートルの円墳「船原3号墳」の入り口から約5メートル離れた所に掘った横5.2メートル、縦
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。
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平塚市博物館(同市浅間町)は28日、保管していた馬具で人が足を乗せる鉄製の鐙(あぶみ)が、鎌倉時代(12世紀末~1333年)のものだったと発表した。同時代の鐙は奉納されたものなど未使用の数点しか現存していない。「実際に使用されていた鐙の発見は国内で初めて」と同館は説明している。 この鐙は1940年ごろ、同市久領堤の相模川に架かる馬入鉄橋下流付近で、砂利採取船が川底から見つけ、近隣の住民が保管し、04年に寄贈されていた。同館は来月に開催する城をテーマにした特別展のために鑑定を行ったところ、足を乗せる部分の形状から位の高い武士が使っていた「武蔵鐙」と断定。横浜市中区の「馬の博物館」の関係者からもお墨付きを得たという。 鐙は長さ344ミリ、高さ250ミリで重さは1・6キロ。周辺がさび付き、一部は腐食して穴が開いたり、壊れたりしている。平塚市博物館の栗山雄揮学芸員(50)は「鎌倉時代からずっと川に
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