辰(たつ)年のことし。ほっとぐんま630では、竜のように高く、上へ上へと昇っていくことが期待される群馬ゆかりの人たちの姿を、シリーズでお伝えしました。今回は、高崎市出身の落語家、林家つる子さん。ことし3月に落語界の最高位「真打」に“大抜てき”で昇進します。注目が集まる昇進を前に、自分にしかできない挑戦を続けるつる子さんの思いに迫りました。 (前橋放送局 ディレクター 杉山 裕美/2023年12月取材) 先輩11人抜き‼ “大抜てき”で真打へ 高崎市出身の36歳。落語家の林家つる子さん。 表情豊かな芸に人気が集まる、今、注目の落語家です。 現在「二ツ目」のつる子さん。ことし3月、落語界の最高位に昇進します。 寄席でトリをつとめることができる「真打」。先輩11人を抜いての“大抜てき”は、所属する落語協会で12年ぶり、女性としては初めてのことだといいます。 林家つる子さん 「想像していたよりち