2020年に開催されるオリンピック招致を目指して、9月7日、東京オリンピック招致委員会が、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で最終プレゼンテーションを行った。東京都の猪瀬直樹知事や、安倍晋三首相などがどのような内容をアピールしたのか。その内容を紹介する。
猪瀬直樹・東京都知事が昨年8月、2020年五輪招致を巡って、国際オリンピック委員会(IOC)が「行動規範」で禁じている他の立候補都市を東京と比較する発言をツイッター上でしていたことがわかり、猪瀬知事は2日の記者会見でこの書き込みを削除したことを明らかにした。 当時は副知事で五輪招致の担当ではなかったが、「IOCの行動規範を深く理解していなかった」などと弁解した。 昨年8月11日の書き込みで猪瀬知事は、イスタンブールについて「シリア内戦など不利な条件」と分析。「マドリードは欧州危機」などとライバル都市の状況を論評し、「東京はきわめて有利な状況にある」などとつぶやいていた。 猪瀬知事は4月27日の米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビュー記事の中で他の立候補都市を批判したなどとして、IOC側から行動規範の順守を求められた。記者会見では「不適切な表現についておわびをし、IOCは『それでオーケーです
2020年五輪招致をめぐり、東京都の猪瀬直樹知事が「イスラム諸国はけんかばかりしている」と発言し、謝罪した問題で、猪瀬知事は2日の定例会見で「教訓にし、これからの五輪招致活動に生かす」と強調した。 猪瀬知事は「誤解されるところがあったとすればおわびする。イスラム圏の方々とも近々話をしていく」と述べた。会見は1時間に及び、「あんまり終わった話に触れても仕方がない」と発言する場面もあった。 一方、謝罪後にツイッターで「誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした」と記したことについては、「一生懸命励ましてくれる人とそうでない人がいるんだなと、それだけのこと」と釈明した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連リンク規範順守念押し、IOC処分せず 都知事発言(5/2
マドリードは欧州危機、イスタンプールはシリア内戦など不利な条件。カタールのドバイは秋期開催を主張して予選落ち。東京はきわめて有利な状況にあります。あとは支持率「どちらともいえない」30%という曖昧な態度、イエス・ノーを言わない阿吽の呼吸で国際社会は生き残れません。
2020年夏のオリンピック招致を巡り、東京都の猪瀬知事がライバル都市を批判したとアメリカの新聞に報じられた発言について、IOC=国際オリンピック委員会から事実関係の確認を求めるメールが、東京の招致委員会に届きました。 発端となった猪瀬知事の発言は、今月26日にニューヨーク・タイムズのインタビュー記事として掲載され、この中では、IOCが禁じているライバル都市との比較に言及し、トルコのイスタンブールについては、「イスラム諸国はけんかばかりしている」などと批判する発言をしたと報じました。 IOCからのメールは、日本時間の29日夜、IOC委員も務める東京の招致委員会の竹田恒和理事長宛てに届き、招致委員会によりますと、事実関係の確認と発言についてのコメントを求めているということです。 招致委員会はメールへの対応を検討していますが、発言について猪瀬知事は30日午前、報道されている発言内容を事実と認めた
東京都の猪瀬直樹知事が米ニューヨーク・タイムズ紙の2020年五輪招致に関するインタビューでライバル都市のトルコ・イスタンブール批判ともとれる発言をしたとされる問題で、猪瀬知事が30日、都庁入庁時に記者団に答えたやり取りの詳細は次の通り。 --ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで「イスラム諸国は共有しているのはアラーだけで、互いにけんかばかりしている」「競技者にとって一番いい場所はどこか。インフラも整っていない、洗練された設備もないほかの国と比べてみてください」、また、トルコに対して「若者が多くても若いうちに死んだら意味がない。トルコも長生きしたいのなら、日本のような文化を作るべきだ」ということを発言されたと伝えられているが、事実関係は 「まず、えー、インタビューについて説明させていただきますが、えー、4月16日の夕方に45分くらいインタビューを受けまして、もちろんこれはもう東京のPRの
東京都の猪瀬直樹知事が米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューの中で、2020年の五輪招致を巡って他の立候補都市を批判したとされる問題で、猪瀬知事は30日、都庁で報道陣の取材に応じ、「不適切な発言があったのはおわびしたい」と陳謝した。 猪瀬知事は「(インタビューの際に)『イスラム圏初というのはそんなに意味があるのかな』『イスラム圏でけんかしているところもある』と話した」と認めた上で、「発言を訂正したいと思っている。これからの招致活動は他の都市に敬意を払ってやっていきたい」と述べた。問題の発言は、インタビュー後の雑談と認識していたという。 27日付の同紙によると、猪瀬知事は、五輪招致でライバルのイスタンブール(トルコ)やマドリード(スペイン)を念頭に、「社会基盤や洗練された競技施設をまだ建設していない二つの国と(東京を)比べてほしい」と発言。イスラム諸国について、「唯一、共有しているのはア
2020年夏のオリンピック招致を巡り、東京都の猪瀬知事が「イスラム諸国はけんかばかりしている」などとライバル都市を批判する発言をしたと、アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズが報じたことについて、猪瀬知事は発言したことを認めたうえで、「不適切な発言があったことについておわびしたい」と述べ、発言内容を訂正するとともに謝罪しました。 今月26日に掲載されたニューヨーク・タイムズのインタビュー記事で、猪瀬知事はライバルとなる2つの都市との比較に言及したほか、「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一アラーだけで、互いにけんかばかりしている」などとライバル都市のトルコのイスタンブールを批判する発言をしたと報じられました。 これについて、猪瀬知事は30日午前、記者団に対して、インタビューを受けた際、ほとんどの時間を東京の開催計画などのPRに時間を割いたあと、東京とイスタンブールを比較する質問が出たため
五輪招致に関する自身の発言について、報道陣の取材に応じる猪瀬直樹東京都知事=30日午前11時18分、都庁、関田航撮影 2020年五輪招致をめぐり、東京都の猪瀬直樹知事がインタビューで他の立候補都市を批判する趣旨の発言をしたと米ニューヨーク・タイムズ紙が報じたことについて、猪瀬知事は30日、「誤解を招く不適切な表現で、おわびしたい。認識が甘かった」と話した。 都庁で記者団に答えた。猪瀬知事は発言内容について「インタビューの終了間際の雑談の中で出た話」と説明。五輪招致への影響に関しては「教訓にしたい。これからの活動に反省を踏まえる」と述べた。 同紙によると、猪瀬知事は「イスラム諸国は互いにけんかばかりしている」などと発言。立候補都市のイスタンブール(トルコ)に対する東京の優位性を訴えた。国際オリンピック委員会(IOC)は五輪招致の行動規範で、立候補都市が他都市の批判や比較をしないよう定め
【ニューヨーク=中井大助】2020年の夏季五輪招致に関する猪瀬直樹・東京都知事の発言を掲載したニューヨーク・タイムズの記事で、猪瀬知事が「真意が正しく伝わっていない」と反論したことに対し、同紙のジェイソン・スタルマン・スポーツ・エディターは29日、「記事の取材に絶対の自信を持っている」とコメントした。 スタルマン氏によると、インタビューをした記者は2人とも日本語を話すうえ、猪瀬知事はインタビューのために自ら通訳を用意した。記事で引用した言葉はその通訳が話した内容で、録音もされているという。
アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズは、2020年夏のオリンピック招致を巡る東京都の猪瀬知事のインタビュー記事を掲載し、猪瀬知事がほかの立候補都市を引き合いに「イスラム諸国はけんかばかりしている」などと発言したと伝えました。 IOC=国際オリンピック委員会の行動規範は、ほかの立候補都市との比較を禁じており、「すべての候補都市にルールを守るよう強調したい」とする声明を発表しました。 ニューヨーク・タイムズに掲載されたインタビュー記事について、東京都の猪瀬知事は「私は、IOCの行動規範を十分に理解し、これまでも順守している。記事の焦点があたかも東京がほかの都市を批判したとされているが、私の真意が正しく伝わっていない。ほかの都市を批判する意図は全くなく、インタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ。今後も、IOCのルールを順守しほかの都市への敬意をもって招致活動に取り組んでいく」とする
アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズは、2020年夏のオリンピック招致を巡る東京都の猪瀬知事のインタビュー記事を掲載し、猪瀬知事がほかの立候補都市を引き合いに「イスラム諸国はけんかばかりしている」などと発言したと伝えました。 IOC=国際オリンピック委員会の行動規範は、ほかの立候補都市との比較を禁じており、「すべての候補都市にルールを守るよう強調したい」とする声明を発表しました。 ニューヨーク・タイムズによる猪瀬知事のインタビューは、今月、招致活動のため訪れていたニューヨークで行われ、26日に掲載されました。 この中で、猪瀬知事は「アスリートにとって、いちばんよい開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない、2つの国と比べてください」とほかの立候補都市に言及しています。 そのうえで、「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一、アラーだけで、互いにけんかばかりしている」という
💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j 〔猪瀬都知事失言〕ご案内:現在、2つのアンケートを実施しております。 1. NYタイムズの取材内容の公開責任について。http://t.co/mqTqnSo1jP 2. 猪瀬都知事の国内責任について。http://t.co/qujbBSRa2g 皆様のご意見をお寄せ下さい。 2013-05-02 11:15:55 リンク tsunotter(ツノッター) 猪瀬都知事の発言問題についてNYタイムズは取材内容(取材原稿あるいは音声ファイル)を公開すべきと思いますか? イスラム誹謗発言問題に対する猪瀬都知事の反論について、NYタイムズは編集長声明を出しました。しかし、それで十分と言えるでしょうか。同紙はこの上どのような行動をとればよいと思いますか? 取材の音声ファイルを公開する。/取材の原稿(トランスク
2020年の夏季五輪招致をめぐり、猪瀬直樹・東京都知事が米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで他の立候補都市と東京を比較し、「イスラム諸国は互いにけんかばかりしている」と発言した。27日付同紙が伝えた。 国際オリンピック委員会(IOC)は、五輪招致の行動規範として「各都市は他都市の批判や他都市との比較を行ってはならない」としており、規範に抵触する可能性がある。IOCは「都知事の真意は分からないが、我々はすべての立候補都市にルールにのっとって行動するように念を押したい」としている。東京の五輪招致に影響が出る恐れがある。 同紙によると、猪瀬氏は「競技者にとって一番いい場所はどこか。インフラが整っておらず、洗練された設備もない二つの国と比べてください」と述べ、他の立候補都市であるマドリード(スペイン)とイスタンブール(トルコ)に対する東京の優位性を訴えた。 さらに、「イスラム諸国が共有
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