【12月18日 AFP】米IBMは17日に発表した年次予測の中で、未来のコンピュータ機器は人間の五感を模した機能を発達させ、感覚により訴えるものになっていくという予想を描いた。 今後5年間に大きな影響力を持つ可能性のある革新技術に関する年次予測「IBM 5 in 5」では、コンピューターやその他の機器は人間の感覚を模倣した機能をいっそう獲得していくとみている。 ■我慢しなくてもヘルシーな食事が可能? コンピューターはアルゴリズムを用いて、食品の化学的構造や、一定の味が人に好まれる理由を正確に突き止めることが可能になるかもしれないという。「体に良い食品をもっと美味にできるだけでなく、味と香りの経験を最大限広げることを目指した意外な食品の組み合わせでわれわれを驚かしてくれるかもしれない」と同社は述べている。また「糖尿病の人など特別な食事ニーズのある人たちの場合、血糖値を抑えつつ、甘いものへの欲