印刷 関連トピックス地震小惑星「2005YU55」。2010年4月、地球から230万キロの地点で、プエルトリコにある電波望遠鏡で撮影された=米航空宇宙局(NASA)提供 直径約400メートルある小惑星が9日朝、地球に接近する。米航空宇宙局(NASA)によると、月よりも近い位置を通り過ぎるとみられるが、地球や月に衝突する恐れはない。 このサイズの小惑星が地球に接近するのは1976年以来で、次回は2028年までないという。 小惑星「2005YU55」で、探査機はやぶさが訪れた「イトカワ」とほぼ同じ大きさ。NASAの軌道計算では、日本時間の9日午前8時28分ごろに最接近し、月と地球の平均距離の85%に相当する地球から32万4600キロの地点を通過する。AP通信では、仮に地球に衝突した場合、直径6キロほどのクレーターができ、マグニチュード7の地震が起きるとの科学者の推測を伝えた。 続きは朝日