第三セクター、しなの鉄道(上田市)が2014年度末の北陸新幹線金沢延伸開業に合わせJRから経営を引き継ぐ信越線長野―妙高高原間(37・3キロ)について、同社と県・沿線市町でつくる対策協議会は10日、路線名を11月1日から12月28日まで公募すると決めた。住民らも交えた選定委員会で来年1~2月に候補を絞り込み、3月の同社取締役会で決定する。 現在の篠ノ井―軽井沢間(65・1キロ)の正式路線名は「しなの鉄道線」。長野以北区間とはJR区間(篠ノ井―長野、9・3キロ)で二分されるため、国は長野以北について「しなの鉄道○○線」のように新路線名を付けるよう求めている。「○○線」の部分の名称は自由。 信越線の新潟県側、妙高高原―直江津(37・7キロ)の新幹線延伸後の路線名は6月、新潟県の三セクが「妙高はねうまライン」と決めている。 長野県新幹線・在来線企画室の関昇一郎室長は「新潟側も、もともと同じ