24日午後、静岡県の静岡市と川根本町の山あいを走る大井川鉄道井川線で、普通列車の先頭車両が駅に停車する際に脱線しました。鉄道会社によりますと、当時、列車に乗っていた乗客130人と運転士にけがはないということです。 大井川鉄道によりますと、24日正午すぎ、大井川鉄道井川線の静岡市葵区にある井川駅の構内で7両編成の普通列車が停車しようとした際に、先頭の車両が脱線しました。 当時、列車には、乗客130人と運転士が乗っていましたが、いずれもけがはないということです。大井川鉄道によりますと、列車は駅に停車するために速度を時速5キロほどに落としていたということで、先頭車両の8つの車輪のうち、前の4つの車輪が線路から外れているということです。 運転士は「線路で異常な音がしたため、列車を止めたら、脱線していた」と話しているということで、国の運輸安全委員会が事故の詳しい原因を調べることにしています。