タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (8)

  • “世界一”速い16歳。~100m10秒19、桐生祥秀の将来性~(小川勝)

    10月5日の岐阜国体、10秒21のユース年代世界最高記録を表示する掲示板の前でポーズをとる桐生祥秀。その1カ月後、「エコパ・トラック・ゲームス」では、自身が持つ世界最高記録を更新する10秒19を出し、陸上関係者の度肝を抜いた。 岐阜国体の陸上競技、少年男子Aの100m決勝で、高校2年の桐生祥秀(洛南高)が、10秒21のジュニア日新記録を出して優勝した。これは10月5日のことだったが、それほど大きく報道されなかった。 さらにその1カ月後、11月3日に静岡県のエコパ・スタジアムで行われた「エコパ・トラック・ゲームス」で、今度は10秒19を出した。この秋だけで、2度のジュニア日記録更新である。日の陸上界に旋風を巻き起こしている。それでも、テレビや新聞ではあまり大きく扱われていない。 これはジュニア日記録という点を強調すると、それほど重要なニュースには思えないかも知れない。だが、年齢別の世

    “世界一”速い16歳。~100m10秒19、桐生祥秀の将来性~(小川勝)
    t298ra
    t298ra 2012/11/16
    まあでも高校時代にハイレベルな記録を出してそれが生涯ベストの人は少なくはないからなあ(男子はそれほどでもないが女子は)。
  • 相次ぐ名門の休・廃部。競技を続けるカギとは。~企業がスポーツに投資する意義~(小川勝)

    エスビー品の陸上、そしてパナソニックのバスケットボール、バドミントンと、歴史ある企業スポーツの名門が、相次いで今季限りの休・廃部を明らかにした。来季以降、所属選手がどうなるのか、現時点では分かっていない。 どちらも経営合理化の一環としての休部だが、背景は異なっている。エスビー品からは「厳しい経営環境下」という説明があったものの、売り上げは過去3年間、1150億円前後で安定している。しかし利益が減っていたことは事実で、経営改善にはコスト削減が必要だったのだろう。それでも、銀行から再建計画を要求されるような経営危機に陥っていたわけではない。'11年世界選手権、'12年ロンドン五輪と代表選手を出せなかった陸上部の存在価値が、社内で低下したと考えるのが自然だ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 1052文字 Nu

    相次ぐ名門の休・廃部。競技を続けるカギとは。~企業がスポーツに投資する意義~(小川勝)
  • 投てきと跳躍種目の観戦のコツって?“理系君”になって世界陸上を観戦。(生島淳)

    世界を圧倒する記録で、今大会参加日人選手の中で唯一金メダルを獲得した室伏広治。ビクトリーランでは、被災地の門脇中学校(石巻市)で渡された寄せ書きの日の丸を掲げ歩いた 世界陸上大邱大会、最後の最後にジャマイカが男子400mリレーで世界記録を叩きだし、興奮を残してその幕を閉じた。 今回、現地で取材してみて、改めて感じたのは投てき種目と、跳躍種目の面白さである。 選手の素質、技術の素晴らしさもさることながら、これらの種目においては「理系的特質」が大いに重要だと気づかされたのだ。 ハンマー投げは「遠心力」についての種目である。 室伏広治が優勝した男子ハンマー投げ。じっくり見れば見るほど不思議な競技だ。そして考えさせられる。 まず、ハンマー投げの観戦においてはテレビカメラは肉眼にかなわないということだ。 テレビはハンマーの寄りの映像を撮るが、記者席では放物線を視界に捉える。いい投てきだったか否かは

    投てきと跳躍種目の観戦のコツって?“理系君”になって世界陸上を観戦。(生島淳)
  • 被災地でありながら被災地でない!?青森代表・光星学院は無心に戦う。(氏原英明)

    大阪生まれの沖縄育ち。青森には高校から野球留学でやってきた川上竜平選手。強肩強打を誇る外野手兼投手で、準決勝の作新学院戦では8回にソロホームランを決め、勝利を確実にした 3番で主将の川上竜平が打つ。すると、警戒される。ならば、今度は4番・田村龍弘が打つ。すると、また、警戒される。ならば今度はと……5番の北條史也が打つ。 次から次へと出てくる強打者たち。個性たっぷりのキャラクターを揃える光星学院打線が見事に機能している。 2年生で4番を打つ田村はいう。 「全員がつなごうつなごうって思っているわけじゃないですよ。全員が自分のバッティングをしていれば、それが結果的につながっていくものだと、そういう意識ですね。3番の川上さんが打ったから僕も打ちたいとか思わないし、いつも、みんな打ちたいと思っているだけですよ」 日替わりでヒーローが現れる、乗りに乗った打線。 2回戦(専大玉名)で川上が2塁打の活躍

    被災地でありながら被災地でない!?青森代表・光星学院は無心に戦う。(氏原英明)
  • 引退後の就活が心配でしょうがない!?不況下におけるプロ野球選手の不安。(田口元義)

    現役引退後、小学校高学年用の漢字ドリルから勉強し直し、大学に入り直した大越基。日学生野球協会の認可を得て早鞆高校の野球部監督になったのは、引退から6年目の夏であった 一般社会の若者同様、プロ野球選手も「将来が不安」。 先日、日野球機構(NPB)が「引退後に関する意識調査」の結果を発表した。アンケートは昨秋、宮崎のフェニックスリーグに出場した約250名の若手プロ選手を対象に実施。実に7割を超える選手が、「引退後の生活に不安を感じている」と回答した。 '05年のドラフトから導入された育成枠制度により、プロ入りの門戸は広がり、多くの若手にチャンスが与えられるようになった。その反面、2~3年でクビになるケースも増えてきている。 このアンケートでは、セカンドキャリアとして希望する職業で最も多かったのが、「高校野球の指導者」だった。 だが、理想だけでなれるものではない。 あまりに困難な「高校野球の

    引退後の就活が心配でしょうがない!?不況下におけるプロ野球選手の不安。(田口元義)
  • 選手獲得競争が箱根駅伝をダメに!?大学に求める「勧誘条件の平等化」。(生島淳)

    多額のマネーが動くようになった箱根駅伝。シンプルな大学対抗戦というより、大学の営業ツールとしての存在感を年々強めてきている いよいよ箱根駅伝の戦が近づいてきた。早稲田、東洋の2強対決は当に楽しみだが、実は各大学とも他の戦いを繰り広げているのをご存じだろうか。 現在の高校2年生のリクルート、つまり勧誘合戦である。 高校3年生の有力選手の進学先はとっくに決まっており(来年度は有力選手が駒澤大学、明治大学に進学すると見られている)、リクルートの主戦場はすでに2年生に移っている。ある監督の話では、 「12月に動き出したのでは、有力な2年生に関しては『出遅れている』と言っても過言ではありません。現実問題として、高校2年の夏休みが終わったあたりから、勧誘合戦が格化しています」 という状況になっているというのだ。 2009年、東洋大は新しい山の神、柏原竜二の活躍もあって初優勝を遂げたが、その年の入

    選手獲得競争が箱根駅伝をダメに!?大学に求める「勧誘条件の平等化」。(生島淳)
  • 菊池雄星の大学進学への疑問。~思い起こされる落合の言葉~(1/2) [プロ野球亭日乗] - プロ野球コラム - Number Web - ナンバー

    菊池雄星の大学進学への疑問。 ~思い起こされる落合の言葉~ 鷲田康 = 文 text by Yasushi Washida photograph by KYODO 1993年12月のことだった。 その年、フリーエージェントで巨人移籍が決まった落合博満内野手(現中日監督)と入団2年目を迎えようとしていた松井秀喜外野手(現ロサンゼルス・エンゼルス)の対談に立ち会ったことがある。 球界の大先輩との対談というのに、約束の時間になっても松井が現れずに遅刻。そんなハプニングもありハラハラしたことばかりが記憶に残っているのだが、その中で落合が最後に話した言葉を今でも鮮明に覚えている。 「女遊びをしてもいいし、酒を飲んでもいい。でも、まずすべてに優先して野球を考えろ! まず野球、それだけだな……そうすれば他のことをやる暇はなくなる」 遅刻したことを怒るでもなく、飄々と対談をこなした最後に残

  • Jリーグでは、なぜ試合後にクールダウンをしないのか?(1/2) [Jリーグ観察記] - Jリーグコラム - Number Web - ナンバー

    Jリーグでは、なぜ試合後に クールダウンをしないのか? 木崎伸也 = 文 text by Shinya Kizaki photograph by Masahiro Ura Jリーグの試合後、ピッチを見ていて、ふと疑問に思った。 「なぜ、日のチームは、クールダウンをしないのか?」試合後のジョギングはブンデスリーガの常識。 筆者が6年間取材したブンデスリーガでは、試合後に選手がランニングシューズに履き替え、芝生の上を10~15分間ジョギングするのがお馴染みの光景だった。「芝生の凹凸がマッサージになる」と言って、下のまま走るチームもあった。 最新の生理学の理論によれば、試合終了のホイッスルから8時間の過ごし方が、その後の疲労回復の速度を決めると言われている。この8時間の間にきちんとビタミンを取り、クールダウンを行えば、48時間(2日間)で100%のコンディションに戻すことが

    t298ra
    t298ra 2009/10/26
    ピッチ以外でもできると思うけど、ダメなのだろうか…。
  • 1