JR北海道、鉄陸両用車両の新型試作車を公開 (08/31 06:00) JR北海道が初公開したDMV3台の連結運転=30日午後2時40分(諸橋弘平撮影) JR北海道は30日、札幌市東区の苗穂工場で鉄陸両用車両のデュアル・モード・ビークル(DMV)の新型試作車を報道陣に公開し、3台の連結運転を初披露した。運転士を含む定員は、試験的営業運行を開始した2007年に比べ13人多い29人となった。道内で11年度末までの営業運転開始を目指す。 DMVはマイクロバスが土台となっている。道路走行用のゴムタイヤと線路用の鉄輪を備え、10秒ほどで運行方式を切り替えられる。 この日の試運転では、3台をフックやケーブルで連結。先頭車両の運転操作に2、3台目が自動連動する仕組みで、約600メートルの試験線路を、最高時速約50キロで走行した。 当面は1台での実用化を目指すが、朝夕の混雑時に連結運転することで効率的な輸