トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 名鉄・御嵩駅、マスコット犬の出入り「待った」 2009年10月29日 夕刊 御嵩駅に出入りできなくなり、近くの駐車場に“職場”を移したマスコット犬の凜=岐阜県御嵩町で 赤字で存廃の岐路に立つ岐阜県の名古屋鉄道広見線新可児−御嵩間の利用を呼び掛け、御嵩駅改札口(同県御嵩町)で乗客を迎えるマスコット犬「凜(りん)」ちゃんが、「駅の管理上問題がある」として名鉄から出入りを禁じられた。「利用促進のために頑張っているのに…」と残念がる声も出ている。 凜は雌のパグで、住民団体「名鉄広見線を守ろう会」代表の伊藤也寸志さん(49)のペット。土日の午前、改札の出口付近でリードを持った伊藤さんの傍らでいすにちょこんと乗り、時に帽子をかぶって利用をPRしてきた。今月初旬から報道などで知った人が凜を一目見ようと県内はじめ愛知県方面からも毎週のように電車で訪れ