日銀は16日、18~19日に予定していた金融政策決定会合を16日正午から前倒しで開催した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う金融市場の動揺を踏まえ、前倒しで「必要な金融調節事項の検討を行うため」としている。決定会合を前倒しで開くのは初めてとなる。会合終了後、黒田東彦総裁が決定内容について記者会見して説明する
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日銀、資産購入拡大へ パニック封じ込め、正念場―新型コロナ 2020年03月12日19時23分 急激な株安や円高の進行に日銀が警戒感を強めている。18、19日に開く金融政策決定会合では、金融市場の安定に向けた対策を打ち出す見通し。上場投資信託(ETF)などの金融資産の買い入れ拡大が検討されそうだ。市場参加者の不安心理を払拭(ふっしょく)し、パニック的な動きを封じ込められるか。日銀は正念場を迎える。 新型コロナに追い詰められる日銀【コメントライナー】 12日の東京株式市場では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日経平均株価が2年11カ月ぶりに1万9000円を割り込んで取引を終えた。ある日銀幹部は「市場はパニック状態だ。安心感を与えるようなコミュニケーションが重要だ」と語り、次回会合では踏み込んだ対応が必要だと強調する。 新型コロナ経済対策・生活情報 消費税 携帯電話料金
緊張感持ち市場注視 政府・日銀が緊急会合 2020年03月13日13時16分 財務省と金融庁、日銀は13日、株式市場の暴落を受け緊急の情報交換会合を開いた。終了後、財務省内で記者団の取材に応じた武内良樹財務官は「金融市場では神経質な動きが見られる。より一層、緊張感を持って市場動向を注視し、必要な場合には適切に対応する」と述べ、不安定な市場の動きをけん制した。 【図解】日経平均株価の推移 この日の会合では、必要に応じて政府と日銀が一体となって対応していくことを確認した。緊急の3者会合が開かれるのは今週に入って2回目。前回は9日に開催された。 また、日銀は13日の午前と午後の2回わたり、短期金融市場に大量の資金供給を実施。金額は合わせて7000億円に上る。日銀は2、3両日にも5000億円ずつ臨時の資金供給を実施している。 新型コロナ経済対策・生活情報 消費税 携帯電話料金
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