コラム：大型Ｍ＆Ａ活況、よみがえる「ＩＴバブル崩壊」の悪夢 | ロイター６月２１日、企業合併・買収（Ｍ＆Ａ）活動は、いくつかの尺度から見て世界的にかつてないほどの活況を呈している。写真は１３日撮影（２０１８年 ロイター/Dado Ruvic） ［ロンドン ２１日 ロイター］ - 企業合併・買収（Ｍ＆Ａ）活動は、いくつかの尺度から見て世界的にかつてないほどの活況を呈している。主導的な役割を果たしているのは「ＴＭＴ（テクノロジー・メディア・通信）」セクターであり、その状況は、ハイテクバブルが発生してその後の恐るべき崩壊に見舞われた１９９０年代終盤になぞらえられつつある。 景気サイクルと株式の強気相場が成熟段階に達していることを踏まえれば、多くの投資家が不安に陥るのも無理はない。米国の景気拡大は第２次世界大戦後で２番目の長さとなっており、米国株の強気相場はあと３カ月で過去最長を更新する。 こうした中で米国のＴＭＴセクターでは今月、合計で１５００億ドル規模に上る２件の
「謎のポンド買い」外為市場に予兆 ソフトバンク、英アーム社買収 米州総局 山下晃 - 日本経済新聞
