このほか、昨年成立のインフレ抑制法に盛り込まれた10年間で800億ドル(約11兆1900億円)の内国歳入庁(IRS)予算増から、100億ドルを削減する案も想定されている。 共和党側は当初、来年3月までの期間をカバーする債務上限引き上げを受け入れる見返りとして、10年間の支出抑制を求めていた。まとまりつつある合意がそれよりも抑制的な内容と見込まれることに、同党保守派からは25日の時点で既に不満の声が上がっている。 一方、下院民主党指導部の顧問は、支出制限やIRS予算増の削減に関する合意案についてホワイトハウスから何も情報提供がないとコメントした。 ゴールドマン・サックス・グループのヤン・ハッチウス、アレック・フィリップス両氏は投資家向けリポートで、「交渉担当者は合意に近づいていると見受けられる」とし、26日に妥結する確率が最も高いとの見方を示した。 マッカーシー下院議長(共和)は25日夜、連
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