パリオリンピック最終日の結果パリ五輪最終日の11日、レスリング女子76キロ級で鏡優翔(サントリー)が金メダルを獲得した。女子最重量級で日本選手初の制覇となった。男子フリースタイル65キロ級で清岡幸大郎(三恵海運)が金メダルを獲得した。今大会の日本選手団が獲得した金メダル数が20個の大台に乗り、海外開催では2004年アテネ大会の16個を上回る最多となった。メダル総数も45個(銀12個、銅13個)
22歳の鏡選手は決勝でアメリカのケネディ アレクシス・ブレイズ選手と対戦しました。 鏡選手は相手の消極的な姿勢によるペナルティーで1ポイントを先制しましたが、開始2分ほどで相手のタックルで場外に押し出されて1ポイントを奪われ、前半を1対1で折り返しました。 後半は互いに攻撃を仕掛けあう中、残り1分半を切ったところで鏡選手の持ち味の鋭いタックルが決まって2ポイントを奪いました。その後は相手のタックルをうまくかわしてポイントを与えず、鏡選手は3対1で勝って金メダルを獲得しました。 鏡優翔選手は観客席で応援していた家族や仲間と抱き合い、喜びを分かち合いました。鏡選手は「みんなが涙を流して喜んでくれたことが一番の幸せです。ここに立つことをずっと目指してきたので、全試合、1秒1秒を楽しんでいこうと思っていた。もちろん緊張もしたけど、それも全部楽しんで過ごせた」ととびっきりの笑顔で振り返りました。 そ
<2024年8月11日(日)パリ2024オリンピック競技大会 女子フリースタイル76キロ級決勝 @シャン・ド・マルス・アリーナ> 【動画】レスリング76キロ級 鏡優翔が金メダル獲得!女子最重量級で日本初 パリオリンピック レスリング競技 女子フリースタイル76キロ級の決勝が11日にシャン・ド・マルス・アリーナで行われた。 鏡優翔 (22=サントリー)がアメリカのケネディ アレクシス・ブレイズ選手を破って優勝。日本女子初の最重量級金メダルを獲得する快挙を達成した。 鏡選手は、日本時間10日に行われた1回戦、続く準々決勝と順調に勝ち上がった。 コロンビア代表選手との準決勝では、前半にリードを許すも、後半には得意の鋭いタックルから4点を奪い返し、4-2逆転勝利で決勝まで進めてきた。 これまで、女子の最重量級は、浜口京子さんが2004年アテネ大会、08年北京大会で獲得した銅メダルが最高。鏡選手は日
男子フリースタイル65キロ級決勝でアムーザドハリリを破り、優勝した清岡は日の丸を掲げる(撮影・江口和貴) <パリオリンピック(五輪):レスリング>◇11日◇男子フリースタイル65キロ級◇シャンドマルス・アリーナ 【写真】幼なじみ桜井つぐみと喜びを分かち合う清岡幸大郎 【パリ=阿部健吾】男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎(23=三恵海運)が金メダルを獲得した。決勝で4月のアジア選手権覇者の強敵ラハマン・アムザドハリリ(イラン)を下した。 第1ピリオドに猛攻を仕掛けた。1点を奪われたが、バックを取って2点を返すと、さらにタックルから仕掛けた。股下から背後に回り込みバックを取って2点追加。さらにアンクルホールドから3回転して一気に10-1とリードした。第2Pに背後を取られて2点を返されたが、無尽蔵なスタミナで相手に攻撃をかわした。 試合後は鳴り止まない歓声に応え続け、スタッフの案内も制止し
日銀の追加利上げ決定後、外国為替市場で円相場の不安定な値動きが続いている。 5日には1ドル=141円69銭まで急騰し、日経平均株価の歴史的な暴落を増幅。利上げ前の7月初めに161円94銭と、約37年半ぶりの安値を記録してからの約1カ月で20円上昇した。ヘッジファンドなどの投機筋が「円キャリー取引」を一気に縮小させたことが大きな要因となった。 【ひと目でわかる】円の売り越し幅と円相場 円キャリー取引は、金利が低い円を借り、米国のような金利が高い国の金融資産で運用し、運用益に加え金利差による収益を狙う取引。円を売って高金利国通貨を買う動きのため円安要因となる。 投機筋の円キャリー取引を見る上で参考とされている指標は、米シカゴ・マーカンタイル取引所に上場する円通貨先物の非商業部門の売り越し幅。米商品先物取引委員会のデータによると、売り越し幅は7月2日時点で18万4000枚と歴史的な水準に膨らみ、
1985年の日航ジャンボ機墜落事故から8月12日で39年になる。 当時、機体の残骸が散乱する現場で描かれた“3つのイラスト”がある。公式の事故調査報告書には記載されていない、非公式な資料のひとつで、アメリカの当局者が名刺の裏に描き、日本側に渡したものだ。 【写真で見る】アメリカ側から手渡された“イラスト” とは 圧力隔壁の「修理状況」めぐるCGも このイラストは、のちに事故原因の“核心”となるボーイング社の「修理ミス」を示唆するものだった。乗客乗員524人を乗せたジャンボ機が墜落した原因はどこにあるのか、日本の当局が特定できずにいた調査初期のころにイラストは描かれた。 ■事故の“核心”伝えたアメリカ人 アメリカ側からイラストを受け取ったのは、当時 運輸省航空事故調査委員会の事故調査官だった藤原洋氏だ。 筆者は、藤原氏への取材の中で、名刺の裏に描かれたイラストの「原本」を見せてもらった。藤原
パリオリンピックの陸上女子やり投げ決勝で北口榛花選手が65メートル80センチをマークし、金メダルを獲得しました。オリンピックの女子のフィールド種目で日本選手がメダルを獲得するのは初めてです。 記事後半では、北口選手の1回目から6回目までの投てきをすべてお伝えしています。 目次 北口榛花「うれしいだけじゃ足りない 実感がわかない」
パリオリンピック、レスリング女子62キロ級で元木咲良選手がウクライナの選手に12対1のテクニカルスペリオリティで勝ち、金メダルを獲得しました。 オリンピック初出場で決勝に進んだ元木選手は、東京大会銅メダリストのウクライナのイリナ・コリアデンコ選手と対戦しました。 試合は序盤に消極的なプレーのペナルティーとして1ポイントを取られましたが、元木選手は冷静に試合を進め低く素早いタックルからバックを取り、そのまま相手の足首を固めて体を回転させる「アンクルホールド」を決めて3点差を付けて前半を終えました。 後半も元木選手が優位に試合を進めさらに8ポイントを奪い、残り1分余りを残して12対1のテクニカルスペリオリティで勝って金メダルを獲得しました。
ウクライナ軍が開始したロシア西部クルスク州への越境攻撃は10日で5日目に入った。ロシア軍は侵入したウクライナ兵の掃討作戦を展開し、州内では緊張状態が続くが、ロシア国内から一掃する目標は達成できずにいる。千人程度とされるウクライナ部隊が防衛網を突破した「想定外の奇襲」にプーチン大統領が衝撃を受けているとの情報もある。 【写真】ウクライナ軍の越境攻撃後、炎上する建物 6日未明に始まったクルスク州スジャ方面などへのウクライナ軍の越境攻撃では、ロシア国防省軍事政治総局のアラウジノフ副局長が国境から少なくとも10キロまで侵入されたと認めた。ウクライナ軍は最大で20集落を制圧したとみられる。 ネット上では9日からウクライナ兵が「スジャはわれわれの支配下にある」と主張する動画が拡散した一方、スジャ市長は同日、タス通信の取材に制圧を否定した。 プーチン政権に批判的なメディア「モスクワ・タイムズ」は9日、ロ
パリオリンピックの近代五種で初出場の佐藤大宗選手が銀メダルを獲得しました。近代五種で日本の選手がメダルを獲得するのは初めての快挙です。 目次 佐藤大宗(たいしゅう)とは 初のメダル 支えとなったのは…
発生は「2035年±5年」と予測 近ごろ新聞やテレビで「南海トラフ巨大地震」に関する報道が多い。「今後30年以内の発生確率は80%」といった表現をよく目にするが、いまひとつピンとこない。地球科学を専門に50年近く研究している私も同じで、日常生活で確率80%と言われても「はて?」と迷ってしまうのだ。 日本は世界屈指の地震国であり、南海トラフ巨大地震は国家存亡の危機に至る激甚災害である。その発生時期は「2035年±5年」と予測されており、今から6年後から警戒を始めなければならない。本稿ではその理由を分かりやすく解説しよう。 【図1】日本の周辺にあるプレート。海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでひずみが蓄積し、陸側プレートの先端が跳ね上がって海溝型地震が発生する【時事通信社】 南海トラフ巨大地震の「トラフ」とは、海底に舟底のような平たい凹地形ができる場所を言う。南海トラフは静岡県沖か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く