量販店で家電品購入と同時にインターネットの新規契約をすれば大幅な割引を受けられる制度を悪用し、家電品を不当な安値で買ったとして、埼玉県警新座署は24日、詐欺容疑で住所不定、無職串田恵一容疑者(23)を逮捕した。同容疑者は「昨年8月ごろから約200回ほどやった」と供述。同署は、約700万円分の家電を不正に購入したとみている。 逮捕容疑は5月21日〜7月19日、関東6都県の家電量販店で、実際はインターネットのプロバイダーと新規契約する意思がないのに、家電品とネット契約の同時購入割引を使って、パソコンやテレビなど計14台(時価約59万円分)を不正に購入した疑い。 同署によると、串田容疑者は5月、新座市の家電量販店で3万5300円の液晶テレビを3万円引きで購入し、都内の中古品買い取り業者に3万円余りで転売。7月にも同じ店を訪れ、同じ手口で家電を購入しようとした際、顔を覚えていたインターネット会