前の記事 『iPad 2』でメガネなし・リアルタイムの3D表示を実現 「金のために人を傷つけられるか」:実験結果 2011年4月13日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Laura Sanders Image: elycefeliz/Flickr。米国の紙幣や硬貨には、「In God We Trust」(われわれは神を信じる)という米国政府のモットーが書かれている。 4月4日(米国時間)に認知神経学会で発表された新しい研究報告によると、人がモラル上のジレンマに直面したとき、「言葉で言うこと」と「実際に行動すること」はかなり違うようだ。 論文の共著者である英国ケンブリッジ大学のOriel FeldmanHall氏によると、実験室で行なわれているモラルに関する研究はほとんど常に、被験者に対して、仮定の話として質問を尋ねるものだが、こ
2010年07月12日 08:06 カテゴリ科学と暮らし 食べすぎは太るだけじゃなかった Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 食べすぎて太る のは、まあ誰でも理解できますが、今回、J. Exp. Psychol. Anim. Behav. Proc.という雑誌の4月号に掲載された論 文によると、食べすぎると記憶力まで低下するらしいことが、マウスの実験で明らかとなったようです。それも、太るよりもずっと早く・・・ その結果は驚くべきもので、高カロリー食を与えられたマウスは何と72時間後に受け た空間記憶テストの成績が顕著に悪くなったそうです。それでも、これだけなら、食べ過ぎて体調が悪くなっただけで、脳に直接ダメージが与えられたわけじゃ ないのではとも考えられます。でも、恐ろしいのは、高カロリー食を与えられてから30日後には、今
ハイブリッドカーや低消費電力の家電製品、オーガニック衣類やオーガニック食品、水を汚さないとされる「自然派」の洗剤やシャンプーなど、「エコ」を売りにした商品は多数登場しています。こういった商品は競合商品より概して値段が高いのも事実ですが、少し値が張っても「環境に優しい」商品を購入すると何だか善いことをしたようで気分が良いという人も多いのではないでしょうか。 しかし、その「地球に優しい選択」をしたことにより一日一善のノルマを達成したかのような気分になるのか、あるいは高い買い物をした分を取り返そうという心理が働くのか、「エコ」な製品を購入した直後の人はケチで利己的な行動を見せたりゲームでズルをしがちであることがトロント大学の研究により明らかになりました。 詳細は以下から。Can buying organic produce and natural shampoo turn you into a
洗剤選びの基準は何ですか? 香りで選ぶ、というのはいかがでしょう。なんでもニオイは、人の気持ちにも大きな影響を与える、という研究結果があるそうです。 洗剤などの清潔感ある香りは、公平性、寛容性を高め倫理的な行動を助長させる、とブリガムヤング大学(BYU)のKatie Liljenquis教授率いる研究チームが指摘しています。 2つのグループに被験者を分け、無香の部屋(A)と洗剤Windexの香りがする部屋(B)でそれぞれ同じ内容の実験を行い、その結果を比較しました。その結果は以下にて。 12ドルを被験者に渡し、別室にいるパートナーと公平に分けるよう指示 →相手に渡した金額の平均はAが2.81ドル、Bは5.33ドル NGO団体「ハビタット・フォー・ヒューマニティ」のプロジェクトに対するボランティアと寄付に関する意識調査 →ボランティアへの興味(7点満点換算):A3.29点 B4.21点 →寄
「自殺を減らすことは可能か?不可能か?」については議論しません。 「自殺を減らすにはどうすればいいのか?」という視点で書いていきます。 私が当ブログを書いていることも「実験」の一つかもしれません。 <<02 2024,03/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 04>> ★私が望んでいる「自殺を減らす番組」・その4 <自殺のルール>とは、自殺を考えている人たちに対して 自殺するなら、周囲の人たちに迷惑をかけないためにも、「最低限これだけのことを守れよ!(事前にやっておけよ!)」という「心得」「約束」のようなものです。 いまの日本に、広く認知され、社会に定着した<自殺のルール>が、存在しているのか、どうか、私は知りません。とりあえず、私が思いついたまま順不
お年寄りの脳、過去はバラ色? 米大が記憶消す働き分析2009年1月13日11時44分印刷ソーシャルブックマーク 【ワシントン=勝田敏彦】お年寄りは若い人に比べ、嫌な記憶を消すのが上手らしいことが、米デューク大の研究でわかった。お年寄りはつらい記憶を処理するとき、若い人とは別の脳の部分を使っていて、過去がバラ色に見えやすいらしい。米専門誌サイコロジカル・サイエンス電子版に発表した。 研究チームは、平均年齢70歳と24歳の15人ずつの協力者グループに、30枚の写真を見てもらった。写真には、普通の図柄に加え、ヘビがかみつこうとしているところや暴力シーンなど、見るのが嫌な図柄も含まれていた。 その後、写真の図柄を覚えているかどうかを尋ねるテストを実施。普通の図柄ではお年寄りと若い人で成績に差はなかったが、嫌な図柄の写真では、若い人は52%が覚えていたのに対し、お年寄りが覚えていたのは44%だった。
犬にも「公平の感覚」がある:「倫理的感覚」の起源は 2008年12月10日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 我が家の犬Chuck。お手は勉強したことがなくお行事も悪かったが、モラルのセンスは抜群だった 人間の最良の友は、芸をするときに公平な扱いを求めている、とオーストリアのウィーン大学にあるクレバー・ドッグ研究所の犬専門認知科学者が報告している。 人間やチンパンジーと同様に、犬は人間との関係において公平な扱いを求めているようだ。隣同士に並ばせた2匹の犬が同じ行動(この記事の場合は「お手」)をとったとき、一方にだけご褒美を与えるようにすると、相手にしてもらえなかった方のイヌは芸をしなくなる。 「実験対象が霊長類ではないので、これは重要な発見だと思う。動物は人間が認めているよりはるかに賢くて感情豊かな生き物であるという事実を浮き彫り
ワシントン(AP) 霊長類のオマキザルは自分だけが餌をもらうよりも、家族や仲間と一緒に餌をもらう方を好むという実験結果が、26日の米科学アカデミー紀要に発表された。 実験を行ったのは米ジョージア州アトランタのエモリー大学霊長類研究所。メスのオマキザル8頭に餌と交換できる2種類のコインを与え、1つ目のコインを選ぶとリンゴ1切れと交換、もう1つのコインを選んだ場合は仲間のサルにもリンゴ1切れを与えた。 その結果、血縁関係のある相手、または仲のいい相手と組ませた場合は一緒に餌をもらえるコインを選ぶ傾向が強かった。一方、知らない相手と組ませた場合は自分だけがもらえるコインを選ぶ確率が高く、もう1匹に対して背を向けてしまうこともあった。 親密度が高いほど一緒に餌をもらう方を選ぶ確率は高かったといい、サルが仲間に対して愛着を感じていることが示されたと、研究チームは解説。「サルたちは仲間が餌をもらうのを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く