カプコンを攻撃したのは誰か 「世界で最も有害」なサイバー犯罪集団の正体:世界を読み解くニュース・サロン(1/4 ページ) 大阪市中央区に拠点を置くゲーム大手カプコンが2020年11月16日、サイバー攻撃を受けて、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による被害を出したと発表した。 これは、近年世界中で猛威を振るっているランサムウェアの被害の一例にすぎない。関係者によれば、カプコン自身も「きちんとサイバー攻撃対策は行っていたが、それでも被害に遭ってしまった」のだと言う。もっとも、サイバー攻撃というのは、防御側が絶対的に不利であり、進化を続ける攻撃の傾向などを追いながら対策を講じていく必要がある。 今回のケースではデータが「漏洩(ろうえい)した」と報じられているが、ある程度の対策をしていたことを考えれば、同社としては、会社に鍵はかけていたが「強盗被害」に遭ってしまったという感覚に違いない。おそ
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