【読売新聞】 訪日する中国人が年間700万人を超え、ディープな日本を知りたがる人が増えている。日本以上にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が普及している中国では、個人が発信主体となる「自媒体(セルフメディア)」が花盛り
日本を訪れる観光者が増えており、外国人旅行者を街でよく見かけるようになった。そして最近は、電化製品やブランド物を買いに来る中国人旅行者の「爆買い」が話題になっている。 中国人旅行者は自国でどのようにお金を使っているのだろうか、そして、どういった人々が海外旅行で大量の金額を消費するだろうか。今回は中国の中流階級の人々の収入と支出に焦点をあて、米国の消費者と比較した調査レポートをご紹介する。 現在、中国の労働人口は世界最大の約8億人である。ゴールドマン・サックスの調査によれば、消費の大多数を占める中流階級はまだ人口の一握りであり、所得税を支払えるほど十分な収入を得ているのは2%未満であるという。 全国人民代表大会では、都市部で1千万人の仕事を創造するという目標が発表された。その影響はあまり多くはないようだが、中流階級層が増加する後押しになることが考えられる。 1. まだほどんどの中国人は、少な
昨年日本を訪れた中国人観光客の、「爆買い」を含む滞在中の消費額は、5583億円(前年比102%増)で訪日外国人の中でダントツ1位だった。それにしてもなぜ彼らは、これほど日本製品にこだわるのだろうか。「爆買い」帰りの中国人に聞いてみた。 一回の訪日で100万円を使った! などのテレビ報道を見た方も多く、「爆買い=金持ちのやること」イメージもあるが、日本に来て大量に買い物をするのは、いまや一部の富裕層だけではない。 上海にある築30年以上はありそうな「老公房」と呼ばれる古びた団地の階段を上り、ワンルームの室内に上がらせてもらうと、中型のスーツケースが2つ、床の上に開けっぱなしの状態で無造作に置かれていた。女性の部屋にしては少し散らかっている。 家賃3000元(約6万円)ほどの部屋を、友人と2人でルームシェアしている安徽省出身の黄さん(仮名・25歳・女性)は、外資系広告会社に勤めるビジネスウーマ
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