靴の販売店ABCマートを運営するエービーシー・マート(東京・渋谷)が従業員に違法な長時間労働をさせていた疑いが強まり、東京労働局は2日、労働基準法違反容疑で法人としての同社と役員ら3人を書類送検した。従業員に過酷な労働を強いる「ブラック企業」対策のため、同労働局は4月に「過重労働撲滅特別対策班」を設置し、大手企業に絞って調査を進めていた。同班が書類送検するのは初めて。関係者によると、同社は昨
昨年日本を訪れた中国人観光客の、「爆買い」を含む滞在中の消費額は、5583億円(前年比102%増)で訪日外国人の中でダントツ1位だった。それにしてもなぜ彼らは、これほど日本製品にこだわるのだろうか。「爆買い」帰りの中国人に聞いてみた。 一回の訪日で100万円を使った! などのテレビ報道を見た方も多く、「爆買い=金持ちのやること」イメージもあるが、日本に来て大量に買い物をするのは、いまや一部の富裕層だけではない。 上海にある築30年以上はありそうな「老公房」と呼ばれる古びた団地の階段を上り、ワンルームの室内に上がらせてもらうと、中型のスーツケースが2つ、床の上に開けっぱなしの状態で無造作に置かれていた。女性の部屋にしては少し散らかっている。 家賃3000元(約6万円)ほどの部屋を、友人と2人でルームシェアしている安徽省出身の黄さん(仮名・25歳・女性)は、外資系広告会社に勤めるビジネスウーマ
家電量販店のラオックスは、6日にオープンする「ラオックス新宿本店」を日中両国の報道陣に5日公開した。「日本最大の免税店」を標榜する同社が、中国人など外国人観光客の来店の受け皿として作った新宿エリアの旗艦店で、中国語や英語など外国語に堪能な担当者をそろえた。 場所はちょうど伊勢丹新宿店の交差点向かいで、住所は東京都新宿区新宿3丁目1-20、新宿三丁目共同ビル内。この5階から8階までの4フロアで構成し、合計2100平方メートルの広さ。 販売品目は5階が時計・ジュエリー、6階が化粧品、健康食品、日用品、薬など。7階が家電、理美容品、民芸品など、8階はアパレル、カフェ。 中国人観光客に人気の化粧品や炊飯器に加え、同社初のアパレルブランド「ORIGAMI」の衣類といった約2万品種の商品をそろえた。 日本の美をコンセプトに「ジャパンプレミアム」を表現する店舗デザインや取扱い商品とした。 一方で、イスラ
家電製品などの爆買いで話題となっている中国人たちの中には、日本の現代アートへの関心が高い人々が少なくない。中国人コレクターは、主に日本では無名の作家の作品などをオークションで続々と競り落とし、買い占めている。その真意とは…。 日本では美術関係者すら知らない作品も渡部満(みつる)(61)という、日本ではまったくの無名の画家が中国で人気だ。2008年、クリスティーズ香港オークションに出品され、約1000万円で落札。それから火が付き、近年はほとんど中国や台湾のコレクターが買ってしまうという。今年5月に開催される同オークションでも目玉作品の1つとして出品され、高値で落札されることが予想されている。 青森県八戸市で暮らしている渡部は、美術大学出身ではなくまったくの独学。1994年、第2回小磯良平大賞展で大賞を受賞したものの、過去に公立美術館で個展が開催されたことはない。作品は独特で、背景が素朴派のル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く