「お寺に決まった形はない!けれど社会にあっていればそれでいいワケでもない」僧侶界のイノベーター・池口龍法僧侶の【私がフリーペーパーを作った理由-後編-】 先頃、『お寺に行こう! 坊主が選んだ「寺」の処方箋』を上梓した僧侶の池口龍法さんは、京都大学、同大学院で学び、浄土宗総本山の知恩院に奉職しながら、宗派を超えた僧侶たちのフリーペーパーを創刊した、僧侶界のイノベーターだ。 全国の寺を廻り、僧侶たちを取材し続ける池口龍法さんが観て感じた、震災前後のお寺のありかたの変貌は? 「葬式不要論」が出る一方で、仏教&仏像ブーム も起こる今、仏教というビジネスモデルの可能性はどこにあるのか?――僧侶たちが抱える苦悩と挑戦を、若き変革者が本音で綴る! ⇒【前編】、【中編】はこちらからご覧ください。 * * * それぞれの僧侶がコミュニティへの参加を考え始めた いま、社会がどういう形になっていくのかわからず、